岸井ゆきのが実写化出演した映画15選ドラマ15選!原作も邦画好きにおすすめ

更新:2021.11.29

岸井ゆきのは近年、テレビドラマや映画への出演が急速に増している女優です。童顔がかわいらしい人気の芸能人ですが、脇役でも埋もれない、確かな演技力で注目されています。すでに名バイプレイヤーとの呼び声も。 この記事では、岸井ゆきのが出演した作品の原作と演じた役柄について紹介します。

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岸井ゆきののプロフィール

岸井ゆきの(きしいゆきの。本名不明)は神奈川県出身の女優です。誕生日は1992年2月11日で、年齢は28歳(2020年11月現在)。プライベートの趣味は観劇やお菓子作りなど。

高校生のころに山手線でスカウトされるまでは役者とは無縁の生活を送っていました。2009年のテレビドラマ『小公女セイラ』でデビュー。2011年には『ランウェイ☆ビート』で映画出演もしています。

岸井ゆきのは優れた演技力が持ち味で、2014年に出演した東京ガスのCMでは、あまりにもリアルで切ない演技が大反響を呼びました。

主演こそ少ないものの、演技派の脇役として近年認知度が急上昇しています。2018年の連続テレビ小説『まんぷく』、2020年に放送された『浦安鉄筋家族』では中学生や高校生役を見事に演じ、主役そっちのけ独特な存在感を発揮しました。

テレビドラマ『突然ですが、明日結婚します』に出演した際に結婚についてインタビューされていますが、未婚ではあるものの結婚願望があると答えています。

次世代の名女優!岸井ゆきのの魅力

岸井ゆきのは若年層を中心として、着実にファン層を増やしている近年注目の実力派女優です。一体彼女の何が人々を夢中にさせるのでしょうか?

岸井ゆきのはいわゆる美人、美女顔ではありません。しかしそれがむしろ、彼女の親しみやすい魅力になっています。彼女の存在が作品にリアリティを増しています。独特な顔立ちのおかげで、どんな作品でも、短時間の出演であっても一目で岸井ゆきのだと判別できる存在感があるのです。

加えて彼女には、あらゆる役をこなす天性の演技力があります。大人しい淑女から血気盛んな強気の女性、童顔を活かして中高生の役すら難なくこなすので驚きです。

ドラマや映画での主役は少ないですが、岸井ゆきのには作品を引き締めるバイプレイヤー(名脇役)の素質があります。華があるだけの役者は少なくありませんが、自分や共演者を際立たせる役者はそういません。岸井ゆきのこそ、そういった周りを盛り上げる希有な才能の持ち主です。

人並み外れた存在感と演技力。この2つが岸井ゆきのの魅力であり、多くのファンを虜にする秘密です。人物にリアリティのある邦画が好きな方は、彼女の出演作を追いかければ好きな作品に出会えるのではないでしょうか。

そんな岸井ゆきのの素顔を見られるのが、写真専門誌「PHaT PHOTO vol.94 2016 7-8月号」。プロによる躍動感溢れる写真は、他では見られませんよ!

著者
["岸井ゆきの", "嶋本麻利沙", "石内 都", "Charles Fréger", "Fang Yen-Wen", "海老原祥子", "渡邊耕一", "大山 顕", "タカザワケンジ", "杉本博司", "「PHaT PHOTO」編集部"]
出版日

ここからは岸井ゆきのが出演した映画のなかからおすすめ15作の原作を紹介していきます。

【映画原作】犠牲になる岸井ゆきのの普通の女生徒ぶりがつらい『悪の教典』(2012年)

普通の平和な高校を舞台に行われる最悪のサイコホラーです。主人公の蓮実聖司は人気のある英語教師ですが、実は生来のサイコパス。彼は不都合な人間を次々排除し、やがて学校全体を巻き込んだ惨劇を引き起こします。

直木賞候補にもなった、貴志祐介の同名小説の映画化。主演は伊藤英明でした。岸井ゆきのが演じたのは、引っ込み思案の女生徒・星田亜衣です。目立たず、大人しい役柄がぴったりでした。映画と原作で死因が異なり、原作の方がよりショッキングに描かれます。

フィクションでよかった、と心の底から思わせる迫力の内容が魅力。原作はより人間の心の暗部に踏み込んでいるため、ホラーを楽しみたい方に特にオススメです。

著者
貴志 祐介
出版日
2012-08-03

【映画原作】知られざる農業学生の悲喜交々『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)

北海道の広大な敷地に広がる、農業高校を主軸とした異色の学園作品。受験のごたごたに疲れ切った主人公・八軒勇吾が、アクの強い同級生や動物の触れ合いを通して、食の意味を学んで人間的に成長していきます。

荒俣弘の同名少年漫画が原作です。非常にニッチな題材ながら共感できるキャラ、興味深い話運びが評価されて、小学館漫画賞や農林水産省の賞を受賞しています。農業の楽しさとつらさ、どちらも感じられる名作です。

映画で岸井ゆきのは主人公のクラスメイト、吉野まゆみ役でした。はっきりした性格でムードメーカーの1人。原作はそばかすとツインテールがチャームポイントの少女でしたが、よい意味で垢抜けない岸井ゆきの演じる吉野まゆみも味がありました。

著者
荒川 弘
出版日
2011-07-15

【映画原作】まるで魔法みたいな奇跡にときめく!『デビクロくんの恋と魔法』(2014年)

絵本作家を志すも、しがない書店員でしかない主人公・山本光。そんな彼が自作の「デビクロ通信」を無差別に配布したことから、2人の女性と出会って奇跡的なロマンスに発展していきます。

原作は奇跡の展開に胸躍らされる、中村航のラブロマンス小説。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』と改題し、相葉雅紀の主演で映画化されました。

岸井ゆきのの役は主人公の同人誌仲間、唐木れもんです。名脇役の面目躍如で、ヒロイン達に代わって創作できる側の数少ない人間として、山本光に接する様子が印象的でした。

本作は奇跡が重要な位置を占めていますが、映画と原作で中身が異なります。細かい機微、伏線は原作でしか味わえないので、映画が好きな方はぜひ原作もどうぞ!

著者
中村 航
出版日
2014-10-07

【映画原作】岸井ゆきののイメージ通りな演技が光る『ピンクとグレー』(2016年)

河田大貴と鈴木真吾、友人同士の2人が同時期に芸能界デビューするも、まったく正反対の道に進むことになる青春作品です。一方はスターに、もう一方はどん底に……きらびやかな世界でくり広げられる、光と影が胸を打ちます。

本作は加藤シゲアキのデビュー作です。現役ジャニーズアイドルだからできるリアルな描写はもちろん、巧みな物語構成が非常に面白い作品でした。微妙なニュアンスが味わい深い小説なので、映画視聴済みの人ほど原作に触れることをオススメします。

岸井ゆきのは物語の後半に登場する、あるキャラを演じました。役名がネタバレに直結する重要人物ながら、確かな演技力と配役のハマり具合が絶賛されています。

著者
加藤 シゲアキ
出版日
2014-02-25

【映画原作】主人公を際立たせる岸井ゆきのの存在感『二重生活』(2016年)

心理学の実験で、他人を尾行して観察することにした主人公・白石珠。尾行によって複雑な人間関係が露わになり、主人公はのぞき見行為へ快感を覚えるようになっていきます。

小池真理子による同名サスペンス小説の映画化。門脇麦、菅田将暉の出演で話題になりました。尾行相手の不倫を目撃したことによって、主人公を含む登場人物の関係性がゆがみ、それぞれ葛藤を抱く様子が見事です。原作を読めば思わず、他人の秘密を暴きたくなるかも?

岸井ゆきのは白石珠の友人役でした。よい意味で刹那的で、派手な今風女子大生を絶妙に再現しており、短い出演ながらも穏やかな主人公をしっかり引き立てています。

著者
小池 真理子
出版日

【映画原作】うざカワイイ岸井ゆきのに注目!『森山中教習所』(2016年)

彼女と別れた大学生の佐藤清高は、心機一転の手始めに自動車教習所に通うことを決意します。ところがその矢先、無免許のヤクザ轟木にはねられた挙げ句、拉致同然の手順で張本人の轟木とともに森山中教習所に入所させられてしまうのでした。

原作は真造圭伍の同名漫画です。接点のなかった元同級生の青年2人が意外な形で再会し、ひと夏の友情を育む青春。正反対の主人公らに加えて、癖の強いキャラが多数出てくるので、短いながらもインパクトたっぷりなストーリーが印象的です。

岸井ゆきのは清高と別れた彼女、松田千恵子を演じました。風変わりなのに、愛嬌たっぷりの言動が岸井ゆきのにぴったりのハマり役でした。

著者
真造 圭伍
出版日
2010-08-30

【映画原作】普通が狂気に陥る恐怖『だれかの木琴』(2016年)

親海小夜子は夫と娘の3人家族で、平凡に暮らす一般的な主婦でした。そんな彼女が美容師の山田海斗に心奪われたことから、異常な執着心を持つストーカーへと変貌していくサスペンスドラマ。

映画は井上荒野の同名小説を元にしており、常盤貴子の主演で制作されました。普通の主婦がいかにしてストーカーと化すのか。細かな描写に説得力があり、誰の身にも起こるのではと、読んでいるだけで怖くなってきます。ありきたりのホラーに飽きた方なら、絶対楽しめますよ。

岸井ゆきのは小夜子が通う美容院の受付役です。当事者ではありませんが、自然な演技によって物語の世界観にグッと深みを与えていました。

著者
井上 荒野
出版日

【映画原作】情と金の間で揺れ動く岸井ゆきの『闇金ウシジマくん』(2016年)

丑嶋馨が経営する闇金「カウカウファイナンス」。そこには表沙汰にできない問題を抱えた、いわくつきの顧客ばかりが集まっていました。人情話に胸くそ悪い話、金にまつわるさまざまなドラマが展開されます。

真鍋昌平の同名人気漫画が原作です。山田孝之の主演ドラマが好評となり、映画が4本作られました。実写版ではマイルドになっていますが、原作はよくも悪くもエグさが売り。ハードな展開を楽しみたい方には、ぜひ読んでいただきたいです。

岸井ゆきのは原作29~32巻をベースにした映画Part3に出演。話の軸になる中年会社員の不倫相手・瑠璃を演じました。話を左右するキーパーソンの1人として、印象に残る役柄でした。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<『闇金ウシジマくん』が無料で読める!最新42巻までの見所をネタバレ紹介! >

著者
真鍋 昌平
出版日
2004-07-30

【映画原作】岸井ゆきの主演のしんみりする家族ドラマ『おじいちゃん、死んじゃったって。』(2017年)

春野吉子が唐突な祖父の訃報を受けたのは、間の悪いことに彼氏との行為中でした。久しぶりに家族で集まっても、どこかしっくりしません。それでも家族は少しずつ、祖父の死や身の回りの変化を受け入れていきます。

山﨑佐保子の同名小説が原作。作者自身が映画の脚本も執筆しています。何気ない日常に降って湧いた、葬式という非日常。誰もがいつかは経験するゴタゴタ、家族間のすれ違いが身につまされます。一人称視点の文章は、平易かつ情緒に富んでいるので読みやすいでしょう。

岸井ゆきのは本作で主役に抜擢されました。セックスもすればタバコも吸う、奇をてらわない等身大の女性像が女性視聴者の共感を呼びました。

著者
山﨑 佐保子
出版日

【映画原作】地方女子のリアルを描く『ここは退屈迎えに来て』(2018年)

舞台はとある地方都市。きらびやかな生活に憧れつつも、なんとなく地方を出られず、鬱屈とした日々を過ごす女性達の姿が短編連作の形で描き出されていきます。

山内マリコの同名小説が原作です。デビュー作ながら地方の閉塞感、そこで暮らす人々の焦燥感が手に取るようにわかる秀作。各話が短めなので、普段小説に馴染みがない方でも読みやすいです。かつての栄光と現在の落差、物悲しい読後感が胸に響きます。

映画で岸井ゆきのはメインではないものの、要所要所で印象的に登場する山下南の役でした。比較的派手な主人公らと比べて、地味ながらも堅実なキャラを説得力たっぷりの演技で演じきっています。

著者
山内 マリコ
出版日
2014-04-10

【映画原作】岸井ゆきのがクズ男に惚れる『愛がなんだ』(2019年)

アラサーOLのヤマダテルコは、タナカマモルに入れ込んで、どんどん身を持ち崩していきます。公私を投げ捨てる情熱的な愛。ところが当のマモルが数ヶ月行方不明となり、再会した時にはなんと別の女と付き合っていました。

2019年、岸井ゆきの主演で角田光代の同名小説が映画化されました。まともに交際していたわけでもないのに、惚れた弱みで一途に想い続けるテルコの姿が圧巻。元々は小規模の低予算映画だったものの、口コミで評判となって異例の大ヒットに繋がりました。

本作は端的に言えば、一方通行の不器用な恋愛物語です。登場人物に多少誇張はあれど、だからこそ人間くささを感じられて、応援したくなってしまいます。ラストの爽快感すら覚えるどんでん返しは、小説ならではの魅力。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<『愛がなんだ』を5分でネタバレ解説!角田光代の自分系 恋愛小説が面白い>

著者
角田 光代
出版日

【映画原作】銀杏BOYZをイメージした珠玉の青春物語『いちごの唄』(2019年)

高校卒業と同時に上京した笹沢コウタは、中学3年に亡くなった親友の命日である七夕に、かつて憧れたクラスメイト天野千日と偶然再会します。それ以来、2人は七夕に会うのが習慣になりました。親友との思い出、片想いの女性を巡る不器用な青春ストーリー。

原作は脚本家の岡田惠和が、銀杏BOYZの7曲の歌を元に執筆しました。原曲のイメージを膨らませつつ、独自展開された小説は非常に秀逸な作品となりました。各章には元ネタの楽曲名が採用されており、銀杏BOYZを知らなくても充分楽しめますが、曲や歌詞を知っているとさらに深く世界観に浸れるようになっています。

岸井ゆきのはコウタの隣に住むパンク趣味のお姉さん役。普段とは違ったドスの利いた演技で、コウタに容赦ない発破をかけました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<小説『いちごの唄』あらすじなどをネタバレ!峯田和伸×岡田惠和【映画化】 >

著者
["岡田惠和", "峯田和伸"]
出版日

【映画原作】大真面目にバカをする愛すべき人々『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)

2003年2月、東京。大手建設会社・前田建設はゼネコン業界に対するマイナスイメージを打ち消すべく、若手を中心として前代未聞の試みに着手しました。それは漫画・アニメの施設を真面目に考察し、費用や工期を試算するプロジェクトでした。

元になったのは前田建設のウェブサイトにて連載された企画が、書籍化されたノンフィクションです。マジンガーZ、ガンダムなど誰もが知る作品の建物を、実在する建設会社が本気で考えるという発想がとにかく面白いです。ロボットアニメ好きにはたまらない内容となっていますが、建設業界の裏側も垣間見える興味深い作品なので、どなたでも楽しめますよ!

岸井ゆきのは企画に反対する江本役でした。序盤から終盤にかけて、段階的に態度の軟化と協力姿勢へ変化するのが見所。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<『前田建設ファンタジー営業部』全巻ネタバレ!架空の建造物を検証【映画化】 >

著者
前田建設工業
出版日

【映画原作】空が近い場所で出会う悩める女達『空に住む』(2020年)

小早川直実はごく普通のOLでしたが、立て続けに両親を亡くして意気消沈してしまいます。見かねた叔父は、彼女を高層マンションに移り住まわせました。直実は空に近いマンションで、運命的な出会いや人生の決断をすることになります。

原作はLDH所属の作詞家・小竹正人のデビュー作で、本作を元にして三代目J SOUL BROTHERSの同名楽曲が作られました。曲を担当した作詞家の小説だけあって、言葉選びが巧みで文章からさまざまなイメージが浮かんできます。楽曲との相性が抜群なので、聞きながら読むと世界観を120%味わえますよ。

岸井ゆきのは妊婦の木下愛子役。作品の軸である悩める女性の1人として、複雑な事情を垣間見せてくれます。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<小説『空に住む』が多部未華子×岩田剛典で映画化!三代目による主題歌を元にした物語 >

著者
小竹 正人
出版日

【短編映画原作】大切な友人に寄り添う岸井ゆきの『攻殻機動隊』(2014年)

近未来、情報化がさらに進み、サイボーグの存在が日常的になった日本。テクノロジーの普及は新たな犯罪につながりましたが、それらを秘密裏に処理する政府直属組織・公安9課がありました。草薙素子を隊長とする9課は、日夜危険に立ち向かっていきます。

原作は世界的に有名な士郎正宗のSF漫画です。岸井ゆきのが出演したのは、原作モチーフにした映像プロジェクト『攻殻機動隊ARISE border:less project』の1つ、短編映画「島村ユキは田中ケンジを忘れない」です。

原作でも重要なテーマ「記憶」に関する物語で、岸井ゆきのは主役・遠藤アオイを演じました。アオイは願掛けで記憶を全身に書くという、島村ユキをサポートする少し同性愛的なキャラでした。

著者
士郎 正宗
出版日
1991-10-02

ここからは、岸井ゆきのの出演テレビドラマのなかからおすすめ15作を紹介していきます。

【テレビドラマ原作】下着から見えるオンナのスタイル『戦う女 パンツ編』(2014年)

小泉今日子と言えば、誰もが一度は目にしたことのある名女優・歌手です。そんな彼女が自身の体験から、女性の各年代の赤裸々な事情をパンツになぞらえて書いたのが、『戦う女 パンツ編』です。

季刊雑誌「真夜中」に掲載されたエッセイを元に、オムニバスドラマ『戦う女』が作られました。現代人なら誰もが絶対身につけるパンツに着目し、それに対する羞恥心や勝負心といった意識の変化から、女性の内面を切り出した秀作。女性視点ではあるものの、男女問わずどの世代の方が読んでも、新鮮な発見があるでしょう。

岸井ゆきのが出演したのは第2~3話。3話では保育士のいづみチヨ子となり、大人の勝負下着を選ぶヒロインを好演しました。

著者
[]
出版日

【テレビドラマ原作】猫のほっこりエピソード『グーグーだって猫である』(2014年)

『バナナブレッドのプディング』などの作品を送り出した漫画家・大島弓子は、愛猫サバを亡くした悲しみから立ち直るために「グーグー」と名づけた猫を飼います。グーグーは人懐っこい元気なオスで、大島の家に笑顔をもたらしました。

大島弓子本人が、自身の体験を綴った同名コミックエッセイが原作。グーグー以外にもさまざまな種類、境遇の猫が描かれます。猫飼い特有のあるあるネタが満載。愉快で愛らしい猫の行動に、本当に癒やされます。飼いたいのに飼えない事情をお持ちの方が読めば、きっと寂しさが軽減されますよ。

岸井ゆきのはドラマで女子高生占い師・三宅役でした。ドラマ版主人公・小島麻子の相談役として、2回出演しています。制服姿なのに、占い師らしい奇妙な存在感がありました。

著者
大島 弓子
出版日
2008-06-25

【テレビドラマ原作】腹筋を直撃する理不尽ギャグ!『るみちゃんの事象』(2015年)

不思議な感性を持った女子高生・郁野るみは、やることなすことすべて理不尽で型破り。本作はそんな彼女が周囲を振り回す、ハイテンションギャグ漫画となっています。

原作は原克玄の『るみちゃんの事象』。ドラマ化に当たって、森繁拓真のシュールコメディ漫画『となりの関くん』と2本立ての構成で、『となりの関くんとるみちゃんの事象』のタイトルで放送されました。テンションの差こそあれ、いずれも普通とはひと味違った独特すぎる感性のギャグが、ファンの心を掴んで離しません。

岸井ゆきのは郁野るみに同調する天然キャラ、石倉なほ役です。チャーミングな眼鏡で人目を引き、マイペースな言動が笑いを誘いました。

著者
原 克玄
出版日
2011-12-27

【テレビドラマ原作】岸井ゆきの演技にほっとひと安心する『ほんとにあった怖い話』(2016年)

学校でまことしやかに囁かれる噂、死者にまつわる怪談……実体験とされる怖い話を集め、漫画化したものが『ほんとにあった怖い話』シリーズです。同名ドラマは出版社に送られた実話を元に、オムニバス短編として作られています。嘘か本当か判別できない、曖昧な読後感が魅力。映像化されていないものの中にも、面白いエピソードが多数あります。

岸井ゆきのは2016年夏に放送された「呪いの絵馬」に出演しました。バカリズム演じる小島洋介が、取引先の女性から絵馬をもらって以来、奇妙な体験をするコミカルなホラー。

岸井ゆきのの役は小島洋介の妹、希美です。恐怖体験に狼狽える兄を、第三者視点で目にする普通の人物でした。

著者
「ほんとにあった怖い話」委員会
出版日

【テレビドラマ原作】結婚観ががらりと代わる恋愛『突然ですが、明日結婚します』(2017年)

結婚したい女と結婚したくない男。どうあっても相容れない2人、高梨あすかと名波竜がなぜか恋に落ち、やがて結婚を強く意識していきます。

本作は宮園いづみの同名少女漫画が原作です。正反対の価値観を持った男女が、いかに折り合いを付けていくか、あるいは平行線を辿るか。綱引きじみた絶妙なかけ合いが見所です。両者の結婚に対する想いも深掘りされるので、大人向けの恋愛ストーリーといえるでしょう。

岸井ゆきのは主人公あすかの同僚、牧瀬桃子を演じました。結婚を効率で考えるドライな思考の持ち主で、結婚にこだわるあすかとは対称的です。

著者
宮園 いづみ
出版日

【テレビドラマ原作】無害そうな岸井ゆきのが……『私たちが星座を盗んだ理由』(2017年)

女子高生のアキは片想いの成就を願って、あるおまじないを試みます。どこにでもありそうな些細な願掛けが、予想外の結末を招くことに……。

原作は北山猛邦の短編集『私たちが星座を盗んだ理由』の1編「恋煩い」です。ミステリーを題材にしたオムニバスドラマ『ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~』として映像化されました。「恋煩い」も含めて、原作に収録されている短編はラスト1行でとんでもない展開になるのが魅力。あっと驚く仕掛けをぜひご覧ください。

岸井ゆきのは主人公の幼馴染み、茅野透子の役でした。片想いのおまじないを教える役どころで、非常に微笑ましいやりとり……からのどんでん返しが、鮮やかに決まりました。

著者
北山 猛邦
出版日

【テレビドラマ原作】岸井ゆきのの豹変振りが怖い『散歩する侵略者』(2017年)

加瀬鳴海は夫の真治とともに、ある港町に住んでいました。ある時、真治はふらりと行方不明になり、数日戻ってきた時には別人のようになっていました。ぎくしゃくする夫婦仲をよそに、毎日散歩をおこなう真治。それと前後して、街では異常な惨殺事件が巻き起こっていきます。

劇作家・前川知大の演劇と小説が原作。岸井ゆきのが出演したのは、同名映画のスピンオフドラマ『予兆 散歩する侵略者』です。原作の真治と同じく、別人と化した浅川みゆきを演じました

本作は正体不明の侵略者が、知人の姿でひそかに迫るホラーテイストのSF作品。作中の出来事は言葉にできない「概念」を奪われた結果という発想が秀逸。複雑な構成なので、小説の方がより話を理解できるはずです。

著者
前川知大
出版日

【テレビドラマ原作】偉大な先駆者の笑いと感動『風雲児たち』(2018年)

血みどろの関ヶ原の合戦に始まり、明治維新で終わりを迎えた徳川300年の治世。特異な才能を持ったある種の天才――風雲児達はさまざまな戦いに挑み、時代の礎となりました。

本作は江戸時代と通した歴史を描く、大河ドラマ的作品です。その性質上、偉人が多数登場する歴史的事実がメインですが、親しみやすいデフォルメ作画とギャグのおかげで非常に読みやすいです。日本史の入門にピッタリ。

テレビドラマは蘭学事始のエピソードを主軸に据え、『風雲児たち~蘭学革命~』と改題して制作されました。岸井ゆきのは主要人物・前野良沢の次女、峰子役でした。頻繁に登場するキャラでしたが、原作のテイストに沿った配役として絶賛されています。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『風雲児たち』の魅力がすぐ分かる3つの見所! >

著者
みなもと 太郎
出版日
2002-03-28

【テレビドラマ原作】絶望に彩られた復讐譚……待て、しかして希望せよ『モンテ・クリスト伯』(2018年)

本作は無実の罪で投獄されたエドモン・ダンテスが脱獄と逃亡生活の末、約25年後に謎の貴族「モンテ・クリスト伯」と名を変えて、凄惨な殺人を犯していく復讐譚です。

原作は1840年代にアレクサンドル・デュマが執筆したフランス古典文学。岸井ゆきのが入間未蘭として出演したテレビドラマ『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』は、時代と設定を大胆に変えた現代劇となっています。

入間未蘭は原作のヴァランティーヌに相当するキャラで、無実の主人公を陥れた刑事(原作では検事)の娘です。悲惨な最期を遂げる者が多い中、主人公の働きで救われた数少ないまともな人物。

著者
アレクサンドル デュマ
出版日
1956-02-05

【テレビドラマ原作】神出鬼没の怪盗と名探偵の対決!『怪人二十面相』(2019年)

実業家・羽柴壮太郎の下へと、世間を騒がせる怪人二十面相から予告状が届きます。希少な宝石に加えて、次男まで誘拐された羽柴は探偵の明智小五郎へ相談することに。こうして希代の大盗賊vs名探偵による、熾烈な知能戦が幕を開けました。

有名な推理作家・江戸川乱歩のティーン向け推理小説シリーズ。現在でも多くのリメイク、パロディが作れるほど魅力の詰まった作品です。特に二十面相と明智小五郎のライバル関係、少年少女が自己投影しやすい小林少年の成長が必見。

テレビドラマ『名探偵・明智小五郎』は時代設定を現代に置き換え、二十面相をサイバー犯罪者にアレンジしました。岸井ゆきのは明智小五郎の相方、小林刑事の妻として登場します。できた奥さんなのですが、のちに夫には内緒で意外な活動をしているのが判明しました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<「少年探偵団」シリーズのおすすめは?あらすじと魅力、「みんなの」も紹介!>

著者
江戸川 乱歩
出版日

【テレビドラマ原作】怪盗一家の娘と刑事一家の息子の恋の行方は?『ルパンの娘』(2019年)

図書館司書の三雲華には、家族以外に知られてはいけない秘密がありました。三雲家は「Lの一族」と呼ばれる怪盗の家系だったのです。ところが彼女の恋人は、なんの因果か警察一家の出身で現役刑事の桜庭和馬でした。本来交わらないはずの2人による、恋と謎のミステリー。

本作は横関大の人気推理小説です。現代に生きる怪盗の悲恋――形を変えた『ロミオとジュリエット』といえる恋愛物語が、ミステリーファン以外にも大好評。原作は展開が違うので、ドラマ視聴者はぜひ読んでいただきたいもの。

岸井ゆきのは桜庭和馬のお見合い相手・橋元エミリとして、2019年のシリーズに登場しました。男性が苦手で、俳句調でしか話せないキャラ付けがとても印象的でした。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

< 小説『ルパンの娘』がテレビドラマ化!とんでも設定や登場人物、結末をネタバレ! >

著者
横関 大
出版日
2017-08-09

【テレビドラマ原作】世界で1番有名かつ有能な名探偵『シャーロック・ホームズシリーズ』(2019年)

世界でもっとも有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズ。ロンドンに住む私立探偵ホームズが、鋭い観察眼と優れた推理で真相を見事言い当てる、娯楽色の強い冒険推理作品です。

本作は1800年代後半から1900年代初頭にかけて、イギリス人作家コナン・ドイルが執筆しました。ホームズの相棒ワトソンが著者ということとなっているため、まるで本当に名探偵が活躍したかのような迫力が魅力です。いまだ面白さが色褪せない偉大な作品。

2019年のテレビドラマ『シャーロック アントールドストーリーズ』は、原作を現代日本に置き換えた推理ドラマでした。岸井ゆきのは事務アルバイトの河本美沙役で、第2話で主人公の推理を補強する役回りでした。

著者
アーサー・コナン・ドイル
出版日
2010-11-27

【テレビドラマ原作】あの「寅さん」の少年時代!『悪童 小説 寅次郎の告白』(2019年)

「生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯を使い……」は、昭和生まれには馴染み深い『男はつらいよ』シリーズの主人公・寅さんでお馴染みのフレーズ。元のシリーズではすでにいい大人だった寅さんですが、彼の知られざる少年期を描いたのが『悪童 小説 寅次郎の告白』です。

作者はシリーズを生み出した山田洋次監督。独特な語り口調はそのままに、人情家・寅さんの若かりし時代が切々と綴られます。寅さんを知らない世代にも、古き良き昭和が垣間見える話としてオススメです。

岸井ゆきのが演じたのは、寅さんの叔母・車つね。「おばちゃん」と言えばピンと来るファンも多いのではないでしょうか。愛情深いつねの若い姿として、説得力のある演技が好評でした。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

< 『悪童 小説寅次郎の告白』が面白い!寅さん少年時代に見る昭和【ドラマ化】 >

著者
山田 洋次
出版日
2018-09-07

【テレビドラマ原作】浦安が生んだ問題だらけの大家族『浦安鉄筋家族』(2020年)

1年を通して半袖短パン、元気だけが取り柄の主人公・大沢木小鉄。彼の家族や友人には奇人か変人しかいません。そんな登場人物たちが千葉県浦安というきわめて狭い地域で、型破りだったり暴力的すぎたりする過激ギャグがくり広げられます。

原作は『あっぱれ!浦安鉄筋家族』と改題し、現在も連載が続いている「週刊少年チャンピオン」の名物ナンセンスギャグ漫画。基本的にデフォルメ作風ですが、場合によって写実的になったキャラが、ハチャメチャにボケ倒すのが面白い作品です。ギャグ漫画好きなら一度は見ておくべきでしょう。

岸井ゆきのは同名テレビドラマにて、大沢木家の天然ボケ長女・桜を演じました。彼氏に対してだけは盲目で、プロレス技にまで挑む体当たりの演技が圧巻でした。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

< 『浦安鉄筋家族』キャラクターをまとめると、あることが分かった…!元ネタも紹介 >

著者
浜岡 賢次
出版日
1993-06-01

【テレビドラマ原作】老舗和菓子屋を舞台にした愛憎劇『私たちはどうかしている』(2020年)

和菓子職人の花岡七桜、彼女の務める和菓子店の跡取り息子・高月椿の間には、幼いころの知られざる因縁がありました。成人した2人が再会し、ある思惑から事実上の婚約関係になったことをきっかけにして、複雑な愛憎劇が巻き起こされていきます。

本作は安藤なつみの女性向け恋愛漫画です。ミステリー要素が強く、主人公にトラウマを植え付けた15年前の殺人事件を巡る思惑や、主人公2人のいびつな関係の行方が気になります。連載はまだ続いているので、ドラマにハマった人はぜひ原作もどうぞ!

岸井ゆきのは椿の婚約者・長谷栞役(原作では長谷屋栞)でした。芯の強い健気で一途な女性で、七桜に匹敵するほど存在感がありました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

< 漫画『私たちはどうかしている(わたどう)』をネタバレ!ドラマ化での必見シーンを先取り! >

私たちはどうかしている(1) (BE LOVE KC)

2017/4/13
安藤なつみ
講談社

【出演作品一覧】岸井ゆきのは映画やテレビドラマに引っ張りだこの人気女優

■映画

『マイ・バック・ページ』(2011年) 原作『マイ・バック・ページ』

『ランウェイ☆ビート』(2011年) 原作『ランウェイ☆ビート』

『金星』(2011年)

『フォーゴットン・ドリームス』(2011年)

『悪の教典』(2012年) 原作『悪の教典』

『銀の匙 Silver Spoon』(2014年) 原作『銀の匙 Silver Spoon』

『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014年) 原作『デビクロくんの恋と魔法』

『サムライフ』(2015年) 原作『サムライフ』

『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015年) 原作『ストレイヤーズ・クロニクル』

『流れ星が消えないうちに』(2015年) 原作『流れ星が消えないうちに』

『友だちのパパが好き』(2015年)

『ピンクとグレー』(2016年) 原作『ピンクとグレー』

『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』(2016年)

『二重生活』(2016年) 原作『二重生活』

『森山中教習所』(2016年) 原作『森山中教習所』

『光と禿』(2016年)

『だれかの木琴』(2016年) 原作『だれかの木琴』

『闇金ウシジマくん Part3』(2016年) 原作『闇金ウシジマくん』

『太陽を掴め』(2016年)

『おじいちゃん、死んじゃったって。』(2017年) 原作『おじいちゃん、死んじゃったって。』

『ここは退屈迎えに来て』(2018年) 原作『ここは退屈迎えに来て』

『愛がなんだ』(2019年) 原作『愛がなんだ』

『いちごの唄』(2019年) 原作『いちごの唄』

『前田建設ファンタジー営業部』(2020年) 原作『前田建設ファンタジー営業部』

『空に住む』(2020年) 原作『空に住む』

■短編映画

『終点、お化け煙突まえ。』(2013年)

『センチメンタルカラス』(2014年)

『攻殻機動隊ARISE border:less project 』「島村ユキは田中ケンジを忘れない」(2014年) 原作『攻殻機動隊』

『破れたハートを売り物に 』「オヤジファイト」(2015年)

『ぼくたちは上手にゆっくりできない』 「BREAK」(2015年)

■テレビドラマ

『小公女セイラ』(2009年) 原作『小公女』

『駈込み訴え』(2010年) 原作『駈込み訴え』

『Q10』(2010年)

『勇者ヨシヒコと魔王の城』第11話(2011年)

『D×TOWN 「太陽は待ってくれない」』(2012年)

『終電バイバイ』最終話(2013年)

『3つの告白』第3話(2013年)

『ピュアラブ板前』(2014年)

『そこをなんとか2』第4話(2014年) 原作『そこをなんとか』

『前野クンの中の人』(2014年)

『玉川区役所 OF THE DEAD』(2014年)

『世にも奇妙な物語 '14秋の特別編』「クリームソーダ」(2014年)

『戦う女』第2話 - 第3話(2014年) 原作『戦う女 パンツ編』

『グーグーだって猫である』第2話(2014年) 原作『グーグーだって猫である』

『ウレロ☆未体験少女 スピンオフ ピュアラブ板前』(2014年)

『ひとつ星の恋〜天才漫才師 横山やすしと妻〜』(2014年)

『お別れアプリ 別れの達人』(2015年)

『となりの関くんとるみちゃんの事象』「るみちゃんの事象」(2015年) 原作『るみちゃんの事象』

『神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎』第3話・4話(2016年)

『99.9 -刑事専門弁護士』(2016年、2018年)

『トットてれび』第5話(2016年) 原作『トットひとり』『トットチャンネル』

『タチアオイの咲く頃に〜会津の結婚〜』(2016年)

『グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-』第3話(2016年)

『大河ドラマ 真田丸』(2016年)

『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』「呪いの絵馬」(2016年) 原作『ほんとにあった怖い話』

『コールドケース 〜真実の扉〜』第1話 (2016年)

『トーキョー・ミッドナイト・ラン』(2016年)

『レンタルの恋』(2017年)

『突然ですが、明日結婚します』(2017年) 原作『突然ですが、明日結婚します』

『十九歳』(2017年)

『ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~』「恋煩い」(2017年) 原作『私たちが星座を盗んだ理由』

『下北沢ダイハード~人生最悪の一日~』第9話(2017年)

『予兆 散歩する侵略者 』(2017年) 原作『散歩する侵略者』

『ちょい☆ドラ2017〜人生でエモいことは10分で起こる〜』第3話 「余命10分」(2017年)

『風雲児たち〜蘭学革命』(2018年) 原作『風雲児たち』

『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(2018年) 原作『モンテ・クリスト伯』

『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(2018年)

『連続テレビ小説 まんぷく』(2018年)

『大奥 最終章』(2019年)

『名探偵・明智小五郎』(2019年) 原作『怪人二十面相』

『夢食堂の料理人~1964東京オリンピック選手村物語~』(2019年)

『ルパンの娘』第3話 - 最終話(2019年) 原作『ルパンの娘』

『シャーロック アントールドストーリーズ』第2話・特別編(2019年) 原作『シャーロック・ホームズシリーズ』

『少年寅次郎』(2019年) 原作『悪童 小説 寅次郎の告白』

『ウレロ☆未開拓少女』第2話(2019年)

『コタキ兄弟と四苦八苦』第2話(2020年)

『浦安鉄筋家族』(2020年) 原作『浦安鉄筋家族』

『スイッチ 』(2020年)

『私たちはどうかしている』(2020年) 原作『私たちはどうかしている』

『金色の海』(2021年)


まとめ

いかがでしたか? 今回ご紹介した原作付き作品では、岸井ゆきのの主演こそ多くありませんでしたが、印象深い役柄ばかりでした。優しくて温かい人柄から、おぞましい狂気の演技まで幅広い役が素敵です。岸井ゆきのが出演する作品は優れた原作ばかりなので、ぜひこの機会に原作にも触れてみてください。

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