小畑健のおすすめ漫画ランキングベスト6!圧倒的な画力でみせる作品!

更新:2021.6.17

緻密で繊細、圧倒的なまでの画力を誇る漫画家、小畑健。原作者とのタッグでも数々のヒット作を生み出し、多くのファンに支持される彼の魅力が詰まったおすすめ漫画ランキングべスト6をご紹介します。

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圧倒的な画力!表現力を誇る漫画家、小畑健

1969年新潟県出身の漫画家、イラストレーターの小畑健。17歳で漫画家としてデビューし、その頃からすでに絵が上手かったと編集者に言われている秀でた画力の持ち主です。

主に漫画原作者と組んで作品を執筆することが多く、代表作はアニメ化された『ヒカルの碁』や実写化もされた『バクマン。』『DEATH NOTE』など。

ギャグ漫画『CYBORGじいちゃんG』で連載デビューを果たし、当時は土方茂名義で活動していましたが、1991年に連載スタートした『魔神冒険譚ランプ・ランプ』より小畑健に改名。

抜群の画力と筆の速さで定評のある小畑は、週刊連載をしながら様々なイラストの発表も行っており、2005年にはテレビゲームの『義経記』のキャラクターデザインも手掛けました。

小畑健の圧倒的なまでの画力は、代表作『ヒカルの碁』で一気に認知度を上げます。動きの少ない囲碁の対局をまるでスポーツかなにかと思わされるほどの迫力と緊張感で描き、大ヒット作にしました。

そんな小畑健のおすすめ漫画を6作品厳選してランキング形式でご紹介していきます!
 

6位:小畑健、初の連載作品!主人公は70歳のおじいちゃん!『CYBORGじいちゃんG』

第6位は小畑健の連載デビュー作。主人公はなんと70歳。農夫であり天才科学者の壊造時次郎ことサイボーグじいちゃんGが、ライバル科学者やその手下たちと戦うギャグ漫画です。

著者
小畑 健
出版日
お得に読むなら

農作業をこよなく愛する農夫、そして天才科学者の主人公、サイボーグじいちゃんG。ちょっとしたケガ人に改造を施す、畑を荒らすカラスにも容赦なしに砲撃するなど、とにかくクレイジー。最高にキャラクターが立っています。初登場の時点ですでに自らを農作業用サイボーグに改造している始末。

そしてこの『CYBORGじいちゃんG』は小畑健が10代で描いた作品ですが、この時にすでにこの画力。ギャグ漫画でありながら小畑の圧倒的な画力に感動を覚えることでしょう。

テンポの良いギャグと、時折見せる悪とのシリアスな戦いのギャップで読者を飽きさせることなく展開していきます。サイボーグもギャグ漫画とは思えないほどの豪華なビジュアル。ギャップも含めて楽しめる作品です。
 

5位:アメリカで実写化もされた名作!『All You Need Is Kill』

本作は、アメリカで実写映画化もされました。原作は桜坂洋、作画が小畑健によるSF作品です。近未来、異星人が土木作業用ナノマシンとして送り込んできたギタイと呼ばれる敵と、人類の戦いを描いた作品です。

著者
小畑 健
出版日
2014-06-19
お得に読むなら

物語の冒頭がいきなり主人公キリヤの無残な死のシーンで始まるという衝撃。いわゆるループものと呼ばれる作品で、キリヤは殺される度に出撃する前日に戻ってしまいます。何度死んでも、戦場から逃げ出しても、どうしたって前日に戻ってしまう彼は繰り返す戦いの中で技術を高め、ギタイに立ち向かっていきます。心が折れそうな状況にも果敢に挑むキリヤが文句なしにかっこいい!

ギタイとの戦いのシーンも、人類の装着するパワードスーツも、緻密で美しくもあり、小畑健の画力の高さがこれでもかというほどに発揮されています、バトルシーンは迫力に圧倒されること必至です。

そして何度もループを繰り返すキリヤが戦場で出会ったリタという少女。キリヤが彼女に出会うことでストーリーはさらに深みを増し、息もつかせぬ、目が離せない展開に。コミックスも中身の濃い作品でありながら2巻で完結するコンパクトさで疾走感も抜群です!

『All You Need Is Kill』については<漫画「オールユーニードイズキル」4の魅力を考察!最後は…【ネタバレ注意】>の記事で紹介しています。
 

4位:人それぞれの幸せの価値観を描く『プラチナエンド』

第4位は小畑健と大場つぐみタッグの3作目にあたる本作。天使たちに選ばれた13人の人間たちが、次期神を選ぶための神選びに巻き込まれていくというストーリーです。

神選びとは、候補者に選ばれた人間が各自に憑く天使から、羽、人を操れる赤の矢、倒すことのできる白の矢、などのアイテムを受け取り、それを駆使する候補者たちを観察した天使たちが、ふさわしいものを神とする、というものです。

著者
小畑 健
出版日
2016-02-04
お得に読むなら

この作品も小畑健の繊細で緻密な美しい絵が良さを引き出しています。天使たちの美しさはまるで漫画でありながらアートのよう。それだけでも楽しめるほどの作品と言えます。

天使や神と言ったファンタジックな設定と、天使から授かったアイテムを駆使する好戦的な神候補の出現により殺人が起こる、力を悪用する人間が出る、という人間の欲や汚さと言ったダークな要素も絡み合いより重厚なものに。

しかしテーマは善悪ではなく、幸せ。主人公も善人だ、悪人だという線引きの難しい人物像であり、彼はただ人並みの幸せを求めているだけ。登場人物それぞれの幸せの定義や価値観という点にフォーカスして楽しんでみてください。

『プラチナエンド』についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

『プラチナエンド』は世界観が緻密!あらすじや見所を漫画最新刊まで全巻ネタバレ

3位:囲碁ブームの火付け役となった作品!『ヒカルの碁』

週刊少年ジャンプに連載され、若い世代に囲碁ブームを起こした本作。ごく普通の小学生進藤ヒカルが、平安時代の天才囲碁棋士、藤原佐為(ふじわらのさい)の霊にとり憑かれたことで、囲碁の世界を知り、佐為と共に神の一手を目指してゆくストーリーです。

著者
["ほった ゆみ", "小畑 健", "梅沢 由香里"]
出版日
お得に読むなら

囲碁を通して主人公の成長を描いており、ルールは基本の説明程度。それでも問題なく楽しめるストーリーや、対局の見せ方が素晴らしいものになっています。ルールを知らなければわからない盤面の状態も、実際にかなり綿密に考えられており、囲碁を覚えてもう一度読むことで違った楽しみ方もできるという、まさに二度おいしい作品です。

囲碁というと動きに派手さもなく、地味になってしまう可能性が高いテーマですが、緊張感、緊迫感、そして迫力までもが伝わってくる、スポ根ものともと思えるほどの熱量。『ヒカルの碁』を読めば、小畑健の繊細で緻密な画力が存分に発揮されていることがわかるでしょう。

最初は全く囲碁を知らない、勉強も苦手な少年だったヒカルの成長は目覚ましく、どんどん目が離せない展開に。ヒカルと佐為、2人の主人公の辿る物語を楽しんでみてください。

『ヒカルの碁』については<漫画『ヒカルの碁』の面白さを今もう一度、徹底考察!【ネタバレ注意】>で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
 

2位:リアルな漫画界を描き出す!『バクマン。』

第2位は、アニメ化・実写映画化された人気作。高い画力を持つ真城最高(サイコー)と、秀でた文才を持つ高木秋人(シュージン)、2人の主人公がタッグを組んで漫画家となり、少年ジャンプでの連載そしてアニメ化を目指してゆくというストーリーです。

著者
小畑 健
出版日
2009-01-05
お得に読むなら

やはり魅力はリアル。実際に週刊少年ジャンプに連載されている作品や、実在の漫画家の名前も登場し、ジャンプ特有のアンケート至上主義、打ち切り、契約、編集者会議など、裏側も細かく描くことでさらに主人公2人が現実味を帯びた存在として感じられます。

劇中劇として漫画の中に登場する漫画も読みたくなってくるレベルの高さに加え、小畑健の画力の高さあってこその個性的な作品の描き分けや、作品の分析がリアルで面白くなるという点も見所です。

主人公2人と一緒になって、緊張したり、白熱したり、思わず入り込んでしまうこと必至の楽しい作品です。これを読めば小畑健の画力の高さや魅力がさらに理解できることでしょう。彼の作品を読むならやはり『バクマン。』ははずせません!

『バクマン。』については<漫画『バクマン。』の魅力を徹底考察!【ネタバレ注意】>で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
 

1位:天才同士の白熱の頭脳戦!『DEATH NOTE』

大場つぐみ×小畑健タッグによる作品です。アニメ化、実写映画化、ドラマ化、ミュージカルなど幅広くメディア展開されました。

名前を書くだけで人が殺せる死神のノート、デスノートを拾った主人公の夜神月と、世界一の探偵と評されるLを中心とした頭脳戦が繰り広げられるストーリーです。

著者
["大場 つぐみ", "小畑 健"]
出版日
2004-04-02
お得に読むなら

善と悪をテーマとしたストーリーは、死神や不思議なノートの登場でダークファンタジー的でいて、命の価値観や倫理といったどこかリアルな魅力も放っています。悪人を裁くキラと、悪人といえどもキラに裁く権利はないはずだという各国の警察機構サイド。誰かにとっての善は、誰かにとっての悪になってしまという深い哲学的なテーマを感じられます。

週刊少年ジャンプに連載されていた『DEATH NOTE』ですが、内容的には王道ではなく邪道なストーリー。これは第2位の『バクマン。』を読むことでより理解できるでしょう。体を駆使して戦うバトルものではなく、繰り広げる頭脳戦、心理戦も地味にならない圧倒的な画力と表現力を持って描かれる天才同士の戦いは、緊張や緊迫した状況がひしひし伝わってきます。

正義は一体どちらなのか?キラは理想とする新世界の神になれるのか?天才対天才の戦いは息もつかせぬ白熱の展開に。ぜひ、読んでみてください!
 

小畑健のおすすめ漫画ランキングベスト6、いかがでしたでしょうか?彼の魅力満載の作品、楽しんでみてくださいね。

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