宮藤官九郎の映画・テレビドラマの魅力を、実写化原作から解説!【脚本作品一覧】

更新:2021.12.1

数え切れないほどのヒット作を手がける脚本家、「クドカン」こと宮藤官九郎。独自の世界観や演出を武器に、印象的なテレビドラマや映画を作ることに定評があります。2013年に社会現象化した『あまちゃん』はまだ記憶に新しいでしょう。 この記事では、宮藤官九郎が監督や脚本・演出を手掛けた作品について紹介します。

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宮藤官九郎の経歴・プロフィール!『あまちゃん』の脚本やジャニーズ出演作も手掛けるヒットメーカー

歴代のNHK朝ドラのなかでも社会現象を生み出すほど人々の支持を集めた『あまちゃん』。その脚本を務めていることでお茶の間の知名度をぐんと上げたのが、クドカンこと宮藤官九郎です。

宮藤官九郎(くどうかんくろう、本名:宮藤俊一郎)は宮城県出身の脚本家。誕生日は1970年7月19日で、2020年9月現在の年齢は50歳です。身長176.5cm、

妻は1994年に結婚した振付師の八反田リコです。

ラジオ『ビートたけしのオールナイトニッポン』の放送作家・高田文夫に影響を受け、高校卒業後に日本大学芸術学部放送学科に進学。のちに中退し、劇団「大人計画」に所属して舞台演出や構成などに携わり始めました。

1992年、テレビドラマ『演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る』で脚本家デビュー。2000年代に入って『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』とヒット作を連発し、人気を不動のものとしました。2005年には映画『真夜中の弥次さん喜多さん』で監督も務めています。

代表作の出演者にはジャニーズ俳優が多く、特に長瀬智也や生田斗真はそれぞれ3回もキャスティングされています。

公私ともに俳優・阿部サダヲとは親しくしており、ロックバンド「グループ魂」を結成しています。

2020年3月、世界的に猛威をふるう新型コロナウイルスに感染したと報じられましたが、同年5月11日に無事復帰を果たしました。

宮藤官九郎作品で注目すべき魅力は言葉選びと時間軸!

アウトローが活躍する『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』に始まり、国民的人気を博した『あまちゃん』。宮藤官九郎の脚本作品は、文字どおり年齢性別を問わず愛されています。宮藤官九郎はなぜこれほどまでに、面白い作品を生み出せるのでしょうか?

表現が巧みなのは言うまでもありません。面白さの秘密はシリアスのさじ加減にあります。宮藤官九郎はひょうきんで愉快な話に定評がありますが、シリアスな作品も非シリアスな作品も同じくらい完成度が高いです。

これは彼が「笑いのエッセンス」を知り尽くしているからできる芸当。「笑い」をきわめているからこそ、作品に必要とされる「笑い」を加減して、シリアスも非シリアスも自在に演出できるわけです。

加えてセリフの独特な言葉選び、リズムが作品全体をまとめ上げ、視聴者の胸を打つ完成度に繋がっています。

また宮藤官九郎は演出に関しても、神がかったセンスの持ち主。特に時間軸の扱いが抜群で、話の伏線やミステリー展開などで、時間を活かした演出が絶妙に発揮されています。

しかし実は宮藤官九郎自身は、安易な「伏線回収」を求められることに対して複雑な心境を持っているようです。2018年に出版されたエッセイ『ん⁉』では、このような作品の脚本や監督に携わる過程での苦闘の様子を赤裸々に綴っています。

宮藤官九郎は今でこそ名前を知られる有名人ですが、基本的に裏方なので、どういった考えの持ち主なのかわかりませんよね。ドラマや映画の面白さの源泉をより深く知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

著者
官九郎, 宮藤
出版日

【ライターおすすめ】魅力が最大限引き出された宮藤官九郎の作品は『木更津キャッツアイ』

宮藤官九郎の代表作はいくつもありますが、オリジナルの脚本でもっとも印象的かつ魅力的な作品として、『木更津キャッツアイ』をおすすめします。

ガンで余命半年を宣告された「ぶっさん」こと田淵公平。元高校球児の彼は残された時間を悔いなく過ごすため、仲間とともに草野球チームを結成して野球に怪盗、バンド活動などハチャメチャな日々を送っていきます。

笑いあり、涙あり、人情あり。主人公の死をメインにしつつ、明るく笑い飛ばす作風が話題となり、続編映画も2本作られた人気作です。本作は独特なユーモアのある脚本家・宮藤官九郎の原点と言えます。前半と後半で時間軸が変わり、ストーリーの裏表を見せる演出が画期的で、映像作品としても高い評価を受けています。

著者
宮藤 官九郎
出版日

ここからは、宮藤官九郎が脚本を務めた作品のなかから原作本があるものをセレクトし、原作の魅力とともに紹介していきます。

【映画原作】宮藤官九郎が描く苦悩『GO』(2001年)

原作は金城一紀の小説『GO』です。差別やコンプレックスを真正面から描いた青春文学作品で、2000年の直木賞にも輝きました。

在日韓国人の少年・杉原は、日本人や同じ在日韓国人からの差別を受けていました。彼はいじめには暴力で対抗していたものの、交際する少女・桜井にだけは嫌われるのを恐れて、自分の素性を打ち明けられませんでした。そんなある日、唯一の親友・正一(ジョンイル)が亡くなったことで、杉原の精神に変化が生じます。

宮藤官九郎が脚本を担当した映画は、アカデミー国際長編映画賞に選ばれるほどの注目作品となりました。出演した窪塚洋介、柴咲コウの演技も非常に高く評価されています。

フィクションながら、胸に来る展開が魅力。ラストにはどんでん返しも仕込まれているため、普段文学に親しみのない人でも楽しめます。

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著者
金城 一紀
出版日

【映画原作】スポーツ作品の金字塔『ピンポン』(2002年)

原作『ピンポン』は松本大洋の青春スポーツ漫画です。実写映画では窪塚洋介が主演し、宮藤官九郎らしい軽妙なやりとり、シリアスと熱血の絶妙な配分から異例の大ヒットとなりました。

主人公の星野裕(通称ペコ)は幼馴染みの月本誠(通称スマイル)とともに、小学校から卓球を続けてきた天才少年です。高校入学と同時に出会った強敵相手に、星野は初めての挫折を味わいます。そんな彼を尻目に月本は、顧問の特訓で秘めた才能を開花させて……。卓球に打ち込む青少年の青春群像劇がくり広げられます。

原作では単純にスポーツとしての卓球の面白さだけでなく、才能ある者とない者の対比、登場人物のコンプレックスなどが見事に描かれています。すべての要素が成長と友情に繋がっており、読後の爽やかな感覚は唯一無二な名作です。

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著者
松本 大洋
出版日

【映画原作】ロックンロール魂を感じる『アイデン&ティティ』(2003年)

ブームに便乗し、メジャーデビューを果たしたバンド「SPEEDWAY」。ところがギタリストの中島は、理想のロック像と現実の落差を前にして、アイデンティティが揺らいでいました。そんな中島の前にボブ・ディランの幻影が現れ、彼の人生は大きく変わっていくことになります。

映画『アイデン&ティティ』の主人公は、実際にロックバンドでギターも担当する峯田和伸が勤めました。ロックへのリスペクト、憧憬が強く感じられる物語で、往年の音楽を知る人にはたまらない作品となっています。

原作はみうらじゅんの自伝的漫画。実際の体験談が元になっているため、90年代初頭までの空気感がリアル。夢を叶えても、理想とはほど遠い苦しみ。一定の成功者だけが感じる「壁」と、そこからの脱却が魅力的な作品です。

著者
みうら じゅん
出版日

【映画原作】宮藤官九郎らしい型破りさが魅力『69 sixty nine』(2004年)

『69 sixty nine』のタイトルどおり、舞台はベトナム戦争や学生運動の熱が身近に感じられた1969年。長崎県に住む普通の高校3年生・矢崎剣介は、意中の女子の気を惹くために、とんでもないことを思いつきます。友人どころか校内すら巻き込んで、驚くべき行動を次々起こす少年の青春物語。

映画では宮藤官九郎脚本のコミカルさが、遺憾なく発揮されました。主人公を筆頭として各キャラがおこなう、原作を再現した型破りな行動は必見。主演は妻夫木聡で、貴重なブレイク前の星野源も出演していました。

原作は村上龍が1987年に発表した長編小説です。80年代後半に実際あった出来事をモチーフにしていますが、青春の1ページを扱うという意味では普遍的な面白さがあります。楽しく読めることを優先して書かれたので、普段読者しない方にもオススメです!

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著者
村上 龍
出版日

【映画原作】宮藤官九郎のシュール全開『真夜中の弥次さん喜多さん』『弥次喜多 in DEEP』(2005年)

江戸在住の男性2人、弥次郎兵衛と喜多八はお互いを愛する同性愛者でした。薬物依存症に悩む喜多八を救うため、弥次郎兵衛はお伊勢参りを計画。道中ではあまりにも不条理なことが2人を襲います。果たして彼らは無事に伊勢神宮へ辿り着けるのでしょうか?

映画『真夜中の弥次さん喜多さん』は宮藤官九郎が脚本と同時に、初監督を務めました。コメディタッチな作風に加えて、ミュージカル要素やお色気などエンタメがぶち込まれた怪作に仕上がっています。

原作は『東海道中膝栗毛』を原案としたシュールギャグ漫画です。絵柄にかなり癖はあるものの、慣れると病み付きになります。続編の『弥次喜多 in DEEP』や作者本人が執筆したノベライズも出ており、現実と妄想が入り乱れるシュールさに拍車がかかっています。

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著者
しりあがり 寿
出版日

【映画原作】圧巻の忍者アクション『カムイ外伝』(2009年)

かつて公儀隠密の下忍として活躍したカムイは、忍びの仕事に疑問を抱いて抜け忍となりました。カムイは執拗な追っ手の手から逃れつつ、新たな技を開発して切り抜け、孤独な戦いに身を投じていきます。

映画では宮藤官九郎と監督・崔洋一が、共同で脚本を行いました。コミカルさこそなりを潜めていますが、市井に生きる人々の苦しみ、荒々しく生々しい描写が圧巻でした。

原作は忍者漫画の大御所『カムイ伝』のスピンオフ。外伝では主人公カムイの視点を通じて、本編に組み込めなかった複雑な話や非情な世界が短編形式で描かれます。基本的に各話読み切りなので取っ付きやすく、さまざまな江戸時代の職業が登場する非常に興味深い作品です。

体当たりで主演を務めた松山ケンイチの、その他の出演作はこちらでご覧いただけます。

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著者
白土 三平
出版日

【映画原作】宮藤官九郎の暴力と笑い『土竜の唄』(2014年)

主演生田斗真の衝撃的なシーンがインパクトを残した『土竜の唄』。

素行不良の問題警官・菊川玲二はある日、厄介払いに見せかけて潜入捜査官(モグラ)に任命されます。目的は数寄矢会会長・轟周宝の逮捕。仲間である警察の目をかいくぐりつつ、菊川玲二は数寄矢会で出世していきます。

本作は三池崇史・監督、宮藤官九郎・脚本で実写化されました。三池崇史特有のバイオレンスと、宮藤官九郎の笑いが組み合わさって話題となり、続編も制作されるほど人気となっています。

原作『土竜の唄』は主要人物を中心として、一風変わった濃いメンツが魅力的です。二面生のある菊川玲二、凶悪なのに憎めない兄貴分・日浦匡也などが、数々のピンチを腕力と機転で乗り切る展開が痛快。日浦匡也が主人公のスピンオフ『土竜の唄外伝 狂蝶の舞』もオススメです。

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著者
高橋 のぼる
出版日
2006-01-05

【映画原作】宮藤官九郎による不条理な時代劇『パンク侍、斬られて候』(2018年)

掛十之進(かかりじゅうのしん)は腕はあれど、仕官のアテがない浪人でした。彼は職と報酬を得るため、あやしげな宗教団体「腹ふり党」の危険性をでっち上げます。黒和藩家老・内藤帯刀(たてわき)は掛十之進を利用して藩内の地盤を固めようとしますが、実際には「腹ふり党」はすでに解散していたため、とんでもない惨事を招くことに……。

映画脚本を担当した宮藤官九郎は、原作小説の狂騒的で馬鹿げた話のエッセンスを、見事に実写作品に落とし込んでいます。タイトルどおりにパンクで不条理、馬鹿馬鹿しくて笑える作品となりました。

原作小説『パンク侍、斬られて候』ではより登場人物の内面世界、現実と区別のつかない幻想や妄想がくり広げられます。映画と並行して読めば、より深く世界観を理解できて楽しめますよ。

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綾野剛は役に生きる個性派俳優。原作ものの出演映画、テレビドラマを一挙紹介!

著者
町田 康
出版日

ここからは、テレビドラマの原作作品を紹介します。

【テレビドラマ原作】宮藤官九郎がファンタジーに挑戦した『親指姫』(1999年)

チューリップの花から生まれた親指姫は、ある日ヒキガエルにさらわれてしまいます。それからというもの次々と誘拐されたり、結婚を強要される彼女の波乱の日々が始まりました。親指姫に穏やかで幸せな結末はやってくるのでしょうか?

宮藤官九郎はテレビドラマ『コワイ童話』の「親ゆび姫」を担当しました。現代の女子高生が不思議な液体で、片想いの相手の体を小さくしてしまう不思議なファンタジーでした。

原作『親指姫』はアンデルセンの童話です。誰もが知る有名タイトルですが、意外とちゃんと読んだことがない人も多いのでは? 親指姫に降りかかる受難は驚きの連続。あらためて読めば、きっと新しい発見があるでしょう。

童話の魅力は、こちらの記事で解説しています。

童話「親指姫」で本当に怖いのは誰?あらすじや教訓、おすすめ絵本を紹介

著者
いもとようこ
出版日

【テレビドラマ原作】宮藤官九郎渾身の代表作『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)

テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』は宮藤官九郎作品として、『木更津キャッツアイ』に並ぶ出世作です。過激な表現が多かったものの、多くの反響を呼んでいまだに絶大な人気を誇っています。

池袋近くの果物屋で家業を手伝う真島誠は、表向きただのフリーターですが、実は知る人ぞ知る問題解決人でした。人呼んで「池袋のトラブルシューター」。カラーギャングすら一目置く彼の元には、あらゆる厄介ごとが持ち込まれてきます。

テレビドラマと原作小説は扱うテーマこそ同じですが、ほぼ別物と言っていいでしょう。短編連作なので読みやすい反面、話によってシリアスにもなるのが特徴。難事件を解決していく過程が面白くて、読み始めればきっと病み付きになります。

2020年にはアニメ化もされる本作の魅力は、こちらでも解説しています。

「池袋ウエストゲートパーク」アニメ化で抑えるべきポイントを原作から解説!

著者
石田 衣良
出版日
2001-07-10

【テレビドラマ原作】固定観念を突き崩す『ガンジス河でバタフライ』(2007年)

本来人見知りで小心者だった著者のたかのてるこは、20歳の時に新しいことを始めた母親に触発され、思い切って海外旅行を決意します。ガイドブックなし、現地の知識なし、ぶっつけ本番で行われた爆笑必死の海外旅行実体験。

テレビドラマは原作のエッセイを脚色したオリジナル作品。ガンジス川でバタフライ水泳した、というホラ話から本当にインドへ行くというストーリーでした。

関西弁の語り口がとにかく軽妙で、無謀な女1人旅大冒険をすらすら読み進められます。香港、シンガポール、インドそれぞれの違いや意外な出会いがとても面白い作品となっています。他では読めない濃厚な体験談なので、ぜひ一読していただきたいです。

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著者
たかの てるこ
出版日

【テレビドラマ原作】キャラ付けと笑いに宮藤官九郎節が光る『流星の絆』(2008年)

一家で洋食店「アリアケ」を経営していた有明家は、ある夜に両親が惨殺され、幼い3兄妹だけが取り残されました。苦労の連続からしたたかに成長した兄妹は、事件から14年後に両親を仇を見つけした。3人は復讐を計画するも、思いもよらぬ展開に……。

原作『流星の絆』は東野圭吾の推理小説で、複雑緻密に組み合わされたストーリーが最大の魅力です。犯人追跡がメインですが、復讐心や危険な恋などのキャラ付け要素、予想外の展開に終始驚かされます。

テレビドラマは基本的に原作どおりですが、一部人物の設定が変更されており、宮藤官九郎らしい笑いがスパイスとして働く名作です。ドラマのファンでも目新しく感じる部分が多いので、ぜひ原作も読んでみてください。

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主演の戸田恵梨香の出演作は、こちらで紹介しています。

戸田恵梨香出演の映画、テレビドラマの原作はハズレなし!読み応えありの粒より作品

著者
東野 圭吾
出版日

【監督・脚本・演出作品一覧】宮藤官九郎は話題作ばかりの人気脚本家

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いかがでしたか? 宮藤官九郎はオリジナル作品の印象が強いですが、原作付き作品をいくつも手がけています。原作のエッセンスを損なうことなく、映像化ならではの味付けができるのは名人芸としか言えません。映像作品単体で楽しむもいいですが、原作と合わせて読むとさらに楽しめます。ぜひ今回ご紹介した原作にも触れて、クドカン作品の新しい魅力を発見してみだくさい。

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