賀来賢人が出演した映画、テレビドラマを逆引き!コメディの実写化に定評!

更新:2021.4.20

高い演技力が評価され、飛躍的に活躍し続ける俳優・賀来賢人。演じる役柄は心に闇を抱える役、ぶっとんだ役など幅広く、実力派俳優として人気を画しています。ずば抜けたアドリブセンスも魅力の1つで、個性たっぷりに役を熱演する姿が印象的。 この記事では、そんな賀来賢人が演じてきた役柄と作品について紹介します。

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賀来賢人のプロフィール

まずは簡単なプロフィールをご紹介します。東京都出身の1989年7月3日生まれで、女優の賀来千香子の甥として認識されている方もいるでしょう。

親が賀来賢人宛てに預かっていた、現事務所スタッフの名刺を見て自身で連絡。これがきっかけで芸能界デビューすることになりました。2014年には吉高由里子主演の朝ドラ『花子とアン』に出演。主人公・安東はなの兄・安東吉太郎を熱演しました。そのほかテレビドラマ『今日から俺は‼』や『ニッポンノワール-刑事Yの氾濫-』をはじめ、多くの作品に出演しています。

テレビドラマ『Nのために』で共演したことをきっかけに、2017年に女優・榮倉奈々と結婚。バラエティ番組などでもよく、奥さんやお子さんの話をするほどの愛妻家です。

178cmというスラッとした長身を活かし、中学・高校と部活で打ち込んでいたバスケットボールが趣味。SNSにNBA選手に関する投稿をするほどのバスケ好きで、ダンクシュートも打てるとか。

芸能界での交友関係も広い彼。映画『流山ブルーバード』で共演した柄本時生と交流が深く、一緒にいる姿をたびたびSNSにアップしています。またONE OK ROCKのボーカルtakaと顔立ちが似ていると言われており、所属事務所が一緒ということもあって仲がよいのではとの噂があります。

【出演作品一覧】話題作をはじめ多くの作品に出演した賀来賢人

 

賀来賢人が出演している映画、テレビドラマを一気に見てみましょう。

【映画】

『神童』(2007年) 原作『神童』

『Little DJ〜小さな恋の物語』(2007年) 原作『Little DJ〜小さな恋の物語』

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008年) 原作『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

『ごくせん THE MOVIE』(2009年)

『女の子ものがたり』(2009年) 原作『女の子ものがたり』

『THE GAME〜Boy's Film Show〜』(2009年)

『銀色の雨』(2009年) 原作『銀色の雨』(小説『月のしずく』に収録)

『海の金魚』(2010年)

『武士道シックスティーン』(2010年) 原作『武士道シックスティーン』

『ソフトボーイ』(2010年)

『THE GAME〜Boy's Film Show〜 2010』(2010年)

『神様ヘルプ!』(2010年)

『Paradise Kiss』(2011年) 原作『Paradise Kiss』

『シャッフル』(2011年)

『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』(2011年)

『俺はまだ本気出してないだけ』(2013年) 原作『俺はまだ本気出してないだけ』

『オー!ファーザー』(2014年) 原作『オー!ファーザー』

『森山中教習所』(2016年) 原作『森山中教習所』

『斉木楠雄のΨ難』(2017年) 原作『斉木楠雄のΨ難』

『ちはやふる -結び-』(2018年) 原作『ちはやふる』

『最高の人生の見つけ方』(2019年)

『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』(2020年)

『AI崩壊』(2020年)

『ヲタクに恋は難しい』(2020年) 原作『ヲタクに恋は難しい』

『今日から俺は‼劇場版』(2020年)

【テレビドラマ】

『東京少女 セピア編 さよなら少女』(2008年)

『東京少女 水沢エレナ 好きといえない』(2008年)

『ザ・プロローグ ぬくみ〜ず7 THE BOY IN WONDERLAND』(2008年)

『太陽と海の教室』(2008年)

『サザン30th×日テレ55thドラマ the波乗りレストラン』(2008年)

『ごくせん 3年D組卒業スペシャル』(2009年) 原作『ごくせん』

『サムライ・ハイスクール』(2009年)

『タンブリング』(2010年)

『Q10』(2010年)

『おくさまは18歳』 (2011年) 原作『おくさまは18歳』

『アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜』(2011年) 原作『アスコーマーチ!』

『ヤング ブラック・ジャック』(2011年)

『最後の絆 沖縄・引き裂かれた兄弟 〜鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真相〜』(2011年)

『勇者ヨシヒコと魔王の城』 第11話(2011年)

『らんま1/2』(2011年) 原作『らんま1/2』

『クローバー』(2012年) 原作『クローバー』

『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』 第1・2話(2012年) 原作『ゴーストママ捜査線』

『泣くな、はらちゃん』(2013年)

『女信長』(2013年) 原作『女信長』

『ダンダリン 労働基準監督官』 第5話(2013年) 原作『ダンダリン一〇一 』

『花子とアン』(2014年)

『スピンオフスペシャル 朝市の嫁さん』(2014年)

『信長のシェフ Part2』(2014年) 原作『信長のシェフ』

『昨夜のカレー、明日のパン』(2014年) 原作『昨夜のカレー、明日のパン』

『Nのために』(2014年) 原作『Nのために』

『永遠の0』(2015年) 原作『永遠の0』

『花燃ゆ』第24・25話(2015年)

『逃げる女』(2016年)

『グッドパートナー 無敵の弁護士』(2016年)

『レンタル救世主』第5話(2016年)

『スーパーサラリーマン左江内氏』(2017年) 原作『中年スーパーマン佐江内氏』

『4号警備』(2017年)

『アキラとあきら』(2017年) 原作『アキラとあきら』

『愛してたって、秘密はある。』(2017年)

『わにとかげぎす』(2017年) 原作『わにとかげぎす』

『海月姫』第7話〜 最終話(2018年) 原作『海月姫』

『木皿泉劇場 道草』(2018年)

『今日から俺は‼』(2018年) 原作『今日から俺は‼』

『犬神家の一族』(2018年) 原作『犬神家の一族』

『ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜』(2019年) 原作『死命』

『アフロ田中』(2019年) 原作『アフロ田中』

『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(2019年)

『死にたい夜にかぎって』(2020年) 原作『死にたい夜にかぎって』

『まとわりつくオンナ - 五つの地獄編』 第5話(2020年)

『半沢直樹』(2020年)*未定 原作「半沢直樹」シリーズ

 

賀来賢人の魅力。コメディからシリアスまで、その演技力とは

正統派イケメンから個性あふれる役まで数多くの役柄をこなし、実力派俳優としてメキメキと頭角を現わす賀来賢人。彼の魅力は一体何なのか?ここでは、その魅力に迫りたいと思います。

映画『AI崩壊』では憤りの感情に苛まれ苦悩する、IT企業の社長というシリアスな役を体現。その一方でテレビドラマ『今日から俺は‼』では、金髪のツッパリ・三橋貴志のようなコミカルな役柄を演じました。豊かな表情や、リアクションでオリジナリティたっぷりに表現する姿も話題となっています。細身ながら持ち前の運動神経を活かして披露したバク転は、監督も思わず褒めたそう。

また映画『ライオン・キング』では主人公・シンバの吹き替え声優に抜擢され、子どもから王者として成長していくライオンを演じました。

共演者のアドリブや、急な演出の変さらにも瞬時に対応できる演技力を持ち、共演者や制作スタッフにも高く評価されています。キレのあるリアクションも彼の魅力の1つで、そのパフォーマンスの高さでファンを魅了し続けています。

『勇者ヨシヒコと魔王の城』などで知られる福田雄一監督の作品にも多数出演。超個性的なキャラをアドリブたっぷりに演じる姿に、思わず笑いがこぼれてしまうかもしれません。

そんな賀来賢人のもっと色んな表情を見たい方には、こちらのフォトブックもおすすめです。今まで見たことのない姿や、エピソードがたくさんつまった1冊です。

著者
["賀来 賢人", "浦田 大作"]
出版日

ここからは、賀来賢人が出演した作品から、原作のある作品をピックアップ。演じた役や作品の見どころについてご紹介します。

【映画原作】『神童』(2007年)

本作はピアニストの世界を舞台にした音楽がテーマの、さそうあきらの漫画作品です。

言葉を話すよりも先にピアノが弾けた、天才ピアニスト・成瀬うた。うたは周囲からは神童と呼ばれ、そのあふれる才能に大きな期待を寄せられます。うたはある日ひょんなことから、ピアノの腕に伸び悩む音大浪人生・菊名和音(通称・ワオ)に出会い、ワオにピアノを教えることになります。やがてそれぞれの音楽の道へ進んでいくことになるのですが……。

主人公・うたは小説では野球好きの小学5年生、映画では本当にピアノが好きかわからないと思い悩む中学生として描かれています。

この映画が、賀来賢人のデビュー作。うたに告白してフラれてしまう少年・清水賢司を演じています。好きな子を前にして、落ちつかない様子を微笑ましく感じるかもしれません。

著者
さそう あきら
出版日

 

【映画原作】『Little DJ~小さな恋の物語』(2007年)

海が見える病院を舞台に、DJになった少年の初恋物語を描いた鬼塚忠の小説。

退屈な入院生活に嫌気を感じる中、先生から治療の一環として院内放送のDJをやらないかと持ちかけられた高野太郎。太郎は寄せられたリクエストを元に、病室へ音楽を届けます。お医者さんや入院患者とのトークもくり広げられる太郎の番組は、患者たちの闘病生活に心温まる時間をもたらしていきます。

賀来賢人が演じたのは、太郎と同室に入院している結城道夫の息子・結城周平。太郎を諭すシーンがとても印象的で、父への深い愛情が伝わる姿に胸がキュっと締めつけられます。

映画と原作小説が同時期に作成された本作品。基本的な物語の流れは一緒ですが、設定やストーリーに多少の違いがあり、小説の舞台は横須賀ですが映画は函館が舞台となっています。1970~80年代の音楽が好きな方は、懐かしみながら楽しめる作品です。

著者
鬼塚 忠
出版日

【映画原作】『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008年)

くろわっの小説『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』はブログ内の小説として執筆され、クチコミで人気が広まり話題となりました。

時は1970年代。とある田舎町に住む高校生・ママチャリは、イタズラに関して天才的な発想力を発揮する少年。そんなママチャリには、小柄でかわいらしいジェミー、武道が得意な西条くん、名家の息子でイケメンなグレート井上をはじめとする仲間がいました。彼らは、日々イタズラで毎日を潤していました。それに対抗するのが、この町の駐在さん。駐在さんは子どもじみたレベルで、ママチャリたちとイタズラ戦争をくりひろげていきます。

カッコよくて成績優秀なモテ男のグレート井上を、賀来賢人が演じました。大病院の息子なのに、気取らない様子が魅力的。その姿に思わずキュンとしてしまうかもしれません。

著者
ママチャリ
出版日

【映画原作】『女の子ものがたり』(2009年)

 

『ぼくんち』や『毎日かあさん』で知られる、西原理恵子の自伝的漫画。今作品は『上京ものがたり』『営業ものがたり』とあわせて3部作になっています。そのうち1作目にあたる『女の子ものがたり』が、映画化されました。

とある自然あふれる田舎町に引っ越してきた高原菜都美は、2人の女の子と友達になります。子どもから大人になっていくに連れて変化していく、3人の友情と成長していく姿を描いた物語です。大人の女性は3人のうちの誰かにきっと共感しながら楽しめる作品です。

漫画では、菜都美が田舎町に引っ越して来るところから物語がはじまります。しかし映画は、漫画家になった36歳の菜都美がスランプに陥り、編集との会話をきっかけに田舎に住んでいた時のことを回想するいう形で話が展開していきます。

賀来賢人は、主人公・高原菜都美の高校時代の彼氏・片桐俊夫を演じています。菜都美に思いを寄せる、爽やかな男子高校生の姿に注目です。 
 

 

著者
西原 理恵子
出版日

【映画原作】『銀色の雨』(小説『月のしずく』に収録)(2009年)

全7篇からなる浅田次郎の短編小説『月のしずく』の中の1篇が、『銀色の雨』です。

鉄砲玉を務める逃亡中のヤクザ、その相手をする娼婦、娼婦が面倒を見ているマジメな高校生。この3人がくり広げる、何となくぎくしゃくした共同生活。それは儚いけれど、充実した日々でもありました。

映画『銀色の雨』は大幅に脚色が施されていて、映画独自の展開になっています。主人公は新聞配達のバイトをしながら部活に打ち込む高校生。主人公と共同生活をするのは、昔母のもとで働いていたスナック勤務の女性とプロボクサーの男性。職業や取り巻く背景も異なります。

住み込みで働きながら高校に通っていたけれど、家出をしてしまう主人公・平井和也を賀来賢人が演じています。彼にとって初主演作。心の傷を抱えた少年が自身と葛藤しながら、その傷と向かい合っていく姿が心に響きます。

著者
浅田 次郎
出版日

【映画原作】『武士道シックスティーン』(2010年)

 

剣道に打ち込む高校生の姿を描いた、誉田哲也の小説。安藤慈朗、尾崎あきらの作画で漫画化もされています。

負けず嫌いな剣道少女・磯山香織は、3歳から剣道の鍛錬に励み続けるエリート剣士。宮本武蔵は心の師。香織はこれまでの人生、まったくの負け知らずでした。しかし日本舞踊から剣道に転向したばかりの西萩早苗に、中学最後の試合で負けてしまいます。早苗は勝ちにこだわらない、気楽なタイプの子。正反対の2人が同じ高校に入学し、剣道部で再会するのですが……。

賀来賢人が演じたのは、高校剣道チャンピオンの岡巧。岡は香織の兄が、剣道を辞めるきっかけを作った相手という重要な役どころ。圧倒的な強さを誇る、剣士を熱演しています。

 

著者
誉田 哲也
出版日
2010-02-10

【映画原作】『Paradise Kiss』(2011年)

手がけた作品が多数映画・アニメ化されている人気作家・矢沢あいの漫画で、本作は『ご近所物語』の続編にあたります。

進学校に通い、勉強ばかりの毎日にうんざりしている早坂紫。彼女はある日、矢沢芸術学院の「パラダイス・キス(通称・パラキス)」のメンバーから、ファッションショーのモデルになっていほしいと頼まれます。個性的なファッションに身を包むパラキスのメンバーに偏見を抱くも、ひたむきに夢に向かう姿に心を動かされていきます。

最初に紫に声をかけるパラキスのメンバー、永瀬嵐を賀来賢人が演じています。パンク風の少年でケンカっ早いですが、個性的なメンバーの中で1番の常識人。真っ向から想いを告げる、まっすぐな人柄の少年で熱い想いが伝わってきます。

本作の特筆ポイントは、漫画と映画で結末が大きく異なること。どちらの結末がお好みか見比べてみるのもよいかもしれません。ファッションをテーマにした漫画でもあり、登場人物らの個性的な服装も見所の1つです。

原作の詳細が気になった方は、登場人物の名ゼリフを踏まえて内容を紹介するこちらの記事もご覧ください。

漫画「パラダイス・キス」が無料!登場人物の魅力を名言からネタバレ紹介!

著者
矢沢 あい
出版日
2014-01-17

【映画原作】『俺はまだ本気出してないだけ』(2013年)

こちらは青野春秋による哀愁ただよう、コメディ漫画。漫画家になりたいと、突然会社を辞めてしまった大黒シズオ。バツイチのシズオは、父と娘と一緒に暮らしています。その暮らしぶりは自分を探すと言いつつ、自堕落な生活を送るダメっぷり。家族に冷ややかな目で見られつつ、シズオは漫画の持ち込みを続けます。行き詰まりそうなときも、ポジティブな思考で乗り越えていくシズオの夢は叶えられるのでしょうか?

この映画に賀来賢人は、「本物の店長」役で出演しています。シズオのバイト先の実際の店長なのですが、ちょっと変わった役名ですよね。最年長であるシズオの風貌から、周りはシズオを「店長」と呼んでいます。でも本物の店長は、賀来賢人なのです。シズオをクズ呼ばわりし、辛辣な扱いをする彼を見ることができますよ。

著者
青野 春秋
出版日
2007-10-30

【映画原作】『オー!ファーザー』(2014年)

伊坂幸太郎の奇想天外な設定が特徴の小説です。

ちょっと変わった家庭環境で育った、高校生の由紀夫。なんと由紀夫には、父が4人もいる?!母は由紀夫を妊娠した時に、4股をかけていたのです。別れるくらいなら、みんなで育てようということになり一緒に暮らすことに。タイプも性格も職業もまったく異なる4人の父は、みんな自分が実の父だと信じています。そして、この一風変わった一家が住む町で過熱する知事選。やがて、由紀夫は事件に巻き込まれてしまうのでした。

由紀夫の幼なじみ・ますじを賀来賢人が演じました。トラブルに巻き込まれやすいけどケンカはめっぽう弱い、らしさを感じさせるお調子ものでひょうきんなキャラクターです。

『重力ピエロ』や『ゴールデンスランバー』など、映像化も多い作者の作品をランキング形式で紹介するこちらの記事もご参照ください。

伊坂幸太郎おすすめ文庫作品ランキングベスト17!

著者
伊坂 幸太郎
出版日
2013-06-26

 

【映画原作】『森山中教習所』(2016年)

自動車教習所を舞台にした、真造圭伍のちょっと変わった青春漫画です。

佐藤清高は物事に関心を持たず、感動もしない青年。ある日清高は、車にはねられてしまいます。しかもはねた相手はヤクザで、運転していたのは高校の同級生の轟木でした。危うくどこかに連れていかれそうになる清高でしたが、なりゆきでタダで自動車教習所に通えることに。しかし、その教習所はなんと未公認の教習所だったのです。不安な気持ちを抱きつつ、ちょっと危険な人たちと触れ合いながら、教習所を舞台にくり広げられる青春ストーリーです。

清高と微妙な再会の仕方を果たす、高校の同級生・轟木を賀来賢人が演じています。今作は、佐藤清高役の野村周平とダブル主演。複雑な気持ちを抱えたまま、清高との友情を育んでいきます。

著者
真造 圭伍
出版日
2010-08-30

【映画原作】『斉木楠雄のΨ難』(2015年)

本作は福田雄一監督による実写映画化のほか、アニメ化もされた麻生周一のサイキックギャグ漫画。

最強の超能力を持って生まれてきた、高校生の斉木楠雄。彼はテレパシー、透視などの超能力のほか、世に存在する必殺技を全て使うことができます。その気になれば、一瞬で地球を滅ぼすこともできるのです。能力を周囲に隠し、人と関わらず過ごそうとしているのに、超個性的な友人たちが次々と災難へ巻き込んでいきます。

賀来賢人は元暴走族の総長・窪谷須亜蓮(くぼやすあれん)を演じています。亜蓮は、転校をきっかけにマジメな高校生になろうと決意。普通の高校生として過ごす中、元のヤンキー気質がひょっこり顔を出します。その2面性のギャップをコミカルに演じるさまは、賀来賢人ならではといえるでしょう。

この作品キャラクターが、とにかくよく喋ります。会話のテンポも、見どころの1つです。

原作の詳細が気になった方は、登場人物の魅力に迫ったこちらの記事もご覧ください。

漫画『斉木楠雄のΨ難』の浮世離れなキャラの魅力徹底紹介!【ネタバレ注意】

著者
麻生 周一
出版日
2012-09-04

【映画原作】『ちはやふる』(2018年)

競技かるたの世界を描く、末次由紀の少女漫画です。

小学6年生の綾瀬千早は、福井からの転校生・綿谷新との出会いをきっかけに、同級生の真島太一とともに競技かるたの世界にのめりこんでいきます。ずっと3人で一緒にかるたを取り続けていきたい千早の思いとはうらはらに、太一とは学校が離れ、新は福井に引っ越してしまいます。時は流れて、高校に入学した千早は競技かるた部を作るために奔走。仲間とともに、前へと進んでいくのでした。

賀来賢人は映画『ちはやふる-結び-』に出演。競技かるたの世界で、名人として君臨する周防久志を演じています。和菓子が大好きで、ちょっと天然だけど一度競技かるたが始まると名人の顔に変わる。そんな人物を演じています。

原作の詳細が気になった方は、『ちはやふる』について掘り下げたこちらの記事もご覧ください。

漫画『ちはやふる』の名言から最新34巻までネタバレ紹介!

著者
末次 由紀
出版日
2008-05-13

【映画原作】『ヲタクに恋はむずかしい』(2020年)

一般にも認知されつつある、イラストや漫画の投稿・閲覧が楽しめるSNSサイト「pixiv(ピクシブ)」。そこから生まれたのが、ふじたの漫画『ヲタクに恋はむずかしい』です。

腐女子であることを隠して生きてきた桃瀬成海は、そんな趣味が彼氏にバレてフラれてしまいます。彼氏との別れをきっかけに転職した成海は、新しい職場で幼なじみの二藤宏嵩と再会。宏嵩はルックス良好だけど、重度のゲームヲタク。やがて2人は付き合い始めますが、お互い不器用な性格が災いしてぎこちない関係に……。読んでて思わずニヤニヤしてしまう、そんなラブコメディです。

宏嵩の同僚で声優ヲタクの坂元真司を、賀来賢人が演じています。この役、見た目のインパクトも強烈ですが、何といっても賀来賢人が全力で挑んでいるヲタ芸のシーンは必見です。

原作の詳細が気になった方は、本作の魅力に迫ったこちらの記事もご覧ください。

漫画『ヲタクに恋は難しい』のキャラが最高!実写化前に原作漫画の魅力を予習

著者
ふじた
出版日
2015-04-30

賀来賢人出演の映画作品とその原作、そして役柄を紹介してきました。次からは原作のある出演テレビドラマ作品を見ていきましょう。 

【テレビドラマ原作】『ごくせん』(2008年)

テレビドラマで高視聴率を記録した『ごくせん』は、森本梢子の人気漫画。白金学院高校に、新任教師としてやってきた山口久美子(通称・ヤンクミ)。白金学院は不良の巣窟的学校で、血気あふれる生徒たちは次々と問題を起こしていきます。しかし強面の任侠一家に育てられたヤンクミは、生徒の誰よりもケンカに強かったのです。多くのトラブルに巻き込まながらも、その強さで生徒たちを守り抜いていく痛快コメディです。

実写化されたストーリーはいくつかありますが、原作漫画はテレビドラマの第1シリーズにあたり、第2シリーズ以降のテレビドラマと映画はオリジナルストーリーになっています。

賀来賢人はテレビドラマ『ごくせん3年D組卒業スペシャル』と、映画『ごくせん THE MOVIE』に出演。ヤンクミが受け持つクラスの生徒・望月純平を演じています。多くの名俳優の登竜門とも言われた作品で、どのような姿を見せるのか目が離せません。

著者
森本 梢子
出版日

【テレビドラマ原作】『おくさまは18歳』 (2011年)

『おくさまは18歳』は、1970年発刊の本村三四子による少女漫画。リンダは、可愛らしくて家事が苦手な18歳の少女。偶然出逢った大学講師のリッキーと、結婚します。幸せいっぱいだけど、愛しのだんな様はイケメンでよくモテる。心配でしょうがなく、ヤキモチが抑えられないリンダ。リッキーの奥さまであることを隠し、リッキーが勤める大学に入学をします。恋のライバルも登場し、ハラハラの大学生生活がはじまります。

原作漫画はアメリカが舞台ですが、テレビドラマの舞台は日本。そのため登場人物の名前が全て異なり、設定にも違いがあります。

教育実習生のキシモトキョウスケを演じた、賀来賢人。原作のリンダにあたる高木飛鳥に秘めた思いを寄せる役なのですが、取り乱す姿がインパクト大です。

著者
本村 三四子
出版日

【テレビドラマ原作】『アスコーマーチ!』(2011年)

女子が少ない工業高校を舞台にくり広げられる、アキヤマ香の少女漫画。

女子高への入学を希望していた吉野直は、受験当日に体調を崩してしまい志望校に落ちてしまいます。補欠入試を受け、県立明日香工業高校(通称・アスコー)に入学することになった直。しかしアスコーの新入生148人のうち女子は4人だけ。しかもクラスの女子は自分だけでした。

元々お嬢様学校を希望していた直は、戸惑いを隠せません。まったく想像していなかった状況になじむことができず、反発してしまいます。クラスメイトの思いに触れながら、友情を育んでいく青春ストーリーです。

直のクラスメイト・玉木誠を、賀来賢人が演じています。父のネジ工場を継ぐべくアスコーに入学した、熱意あふれるキャラクターです。

著者
アキヤマ 香
出版日
2010-09-24

【テレビドラマ原作】『らんま1/2』 (2011年)

『らんま1/2』は、ヒット作を連発する高橋留美子のラブコメ漫画。許婚の存在を天道一家が知った日に、おさげ髪の女の子と1匹のバンダが天道家にやってきます。実は許婚の早乙女乱馬は水をかぶると女の子に、父・玄馬はパンダになり、お湯をかけると男性に戻るという特異体質。中国の呪泉郷での修行中に泉に落ちたことで、この特異体質になってしまいました。末っ子の天道あかねが乱馬の許婚に決まり、乱馬とあかねを取り巻く人々のドタバタに日々巻き込まれていきます。

原作の冒頭部分と単行本8巻の内容の設定を少し変えて、スペシャルドラマ化されています。

早乙女乱馬の男性時を、賀来賢人が演じました。乱馬は武道の達人なので、アクションシーンが多数あります。また、おさげ髪にチャイナ服姿の賀来賢人はレアなのではないでしょうか。

著者
高橋 留美子
出版日
2016-07-15

【テレビドラマ原作】『クローバー』(2012年)

平川哲弘の少年漫画『クローバー』は、不良少年たちの熱い日々を描いた青春ストーリーです。ケンカものやヤンキーものが好きな方にはうってつけの一作。

周囲から孤立した日々を送る高校生・奈良友基。彼は目立つことが嫌いで、ひねくれた性格。そんな友基の高校に、コーンロウのヘアスタイルをした型破りな男・美咲隼斗が転校してきます。隼斗はケンカを売るタイプではないにも関わらず、張り合い気質の性格が災いし次々とトラブルを巻き起こしていきます。友人たちの力と自身の強さを生かし、いかなる困難にも立ち向かっていくのでした。

賀来賢人が演じたのは、熱血漢あふれる主人公・美咲隼斗。納得がいかないことには、真っ直ぐに突き進む意志の強さを秘めた人物を好演しています。おそらく滅多に見られないであろう、奇抜なヘアスタイルにも注目です。これが彼にとってテレビドラマ初主演作となりました。

著者
平川 哲弘
出版日

【テレビドラマ原作】『ゴーストママ捜査線』 (2012年)

佐藤智一による母と子の不思議な日々を描いた漫画で、『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~』というタイトルでテレビドラマ化されました。

母を交通事故で亡くして以来、泣いてばかりいる小学1年生の原平トンボ。とんぼはある日、母・原平蝶子のメガネを見つけます。早速そのメガネをかけて周りを見てみると、なんとそこには死んだはずの蝶子の姿が。このメガネをかけているときだけ、幽霊になってしまった蝶子の姿が見えるというのです。しかしこのメガネをかけると、蝶子以外の幽霊の姿も見えてしまうのでした。トンボは蝶子をひき逃げした犯人を見つけるために、警察官だった蝶子と一緒に奔走していきます。

第1話と第2話に登場する、佐野タケルを賀来賢人が演じています。タケルは蝶子の先輩幽霊という役どころ。蝶子ととんぼの協力で思いを叶え、成仏していきます。

著者
佐藤 智一
出版日

【テレビドラマ原作】『女信長』(2013年)

佐藤賢一の小説『女信長』は、固定概念を覆す歴史小説です。

戦国の世を駆け抜けた英雄たちを次々と撃破し、覇者となった織田信長。しかし彼には知られてはいけない、大きな秘密がありました。それは信長は女性である、という真実。斉藤道三に女であることを見抜かれてしまった信長は、なぜ男として生きていくことになったのかを語りはじめます。その後ストーリーは、猛将たちとの秘めた恋や本能寺の変の真相へと展開していきます。

賀来賢人は、織田信長の弟・織田信行を演じました。信行は破天荒な信長とは正反対の性格で、礼儀正しくマジメな人物。家督は女である信長に譲られ、複雑な心情を抱えたまま日々を過ごしていきます。

誰もが知る歴史上の人物についての斬新な解釈として、歴史好きでもそうでない方も思考を巡らせながら楽しめる作品です。

著者
佐藤 賢一
出版日

【テレビドラマ原作】『ダンダリン一〇一』(2013年)

働く人たちが抱える悩みを解決していく姿に、爽快感を感じるこの漫画。原作・田島隆、作画・鈴木マサカズの作品で、『ダンダリン 労働基準監督官』というタイトルでテレビドラマ化されました。

働く人の権利を守る、それが労働基準監督官の仕事。芸南労働基準監督署に着任してきた段田凜は、従業員に不当な労働を要求し続けるブラック企業の経営者を次々と摘発していきます。職務外のことにも手を出し、企業や経営者を追及していく凜を理解できなかった労働基準監督官のメンバーも、凜の仕事に対する思いに触発されていきます。

第5話に出てくる理想と現実の狭間で苦しむパティシエ・唐沢隆士を賀来賢人が演じました。唐沢が作った菓子を買うために連日行列ができるほどの人気パティシエで、お客さまが喜ぶ菓子を作りたいと仕事に対して誇りをもっています。ちなみに同シーンでの出演はありませんが、叔母の賀来千香子もこのテレビドラマに出演しています。

著者
["鈴木 マサカズ", "とんたに たかし"]
出版日

【テレビドラマ原作】『信長のシェフ』(2014年)

原作・西村ミツル、作画・梶川卓郎による歴史とグルメを融合した漫画作品です。

刀鍛冶職人の夏は、見慣れない姿をした男たちが追われている場面に居合わせます。夏は追われていた男の1人・ケンを助け、一緒に住むことに。実はケンは未来から戦国時代にタイムスリップしてきた料理人なのでした。記憶を失くし自分ことを思い出せないケンでしたが、料理に関する知識や技術は覚えていました。戦国時代にはない珍しい料理を近所の人たちに振舞っていたところ、その噂を聞きつけた織田信長から信長の料理人となることを命じられてしまいます。

漫画とテレビドラマでは設定が少し異なり、違ったストーリー展開をしていきます。

賀来賢人は、テレビドラマ『信長のシェフ Part2』に出演。戦国時代の名武将・武田勝頼を演じました。勝頼は偉大すぎる父を持ったがゆえに、劣等感に苛まれています。武に長け、熱い思いを秘めた武将を演じています。史実に介入していく形で展開し、時代背景に合った料理の描写は、ぜひコミックスでも。

著者
["梶川 卓郎", "西村 ミツル"]
出版日
2011-08-09

【テレビドラマ原作】『昨夜のカレー、明日のパン』 (2014年)

7年前に夫・寺山一樹を病気で亡くした寺山徹子は、義父の寺山連太郎と一緒に暮らしています。徹子は同僚の岩井と付き合っていますが、結婚を考えることができずにいました。また2人が住む家の隣には、笑うことができない一樹の幼なじみ小田宝が住んでいます。それぞれが大切な人を亡くした心の痛みを抱え、もがき苦しみながらも今を生きていくハートフルストーリーです。
 

一樹のいとこ・竹内虎尾を演じたのが、賀来賢人。結婚を前にマリッジブルーに悩むさまを、繊細に表現しています。

本作は『野ブタ。をプロデュース』などの人気テレビドラマを手がけた、脚本家の木皿泉が初めて執筆した小説です。もちろんテレビドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』の脚本も、木皿泉が担当しています。

木皿泉のその他の作品も気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

木皿泉のおすすめ本5選!人気ドラマのシナリオを多数手がける!

著者
木皿 泉
出版日
2016-01-07

【テレビドラマ原作】『Nのために』(2014年)

『Nのために』は、生み出した作品が多数ドラマ・映画化されている人気作家・湊かなえの小説作品。

高級マンションの一室で夫婦が殺害される事件が発生。その現場には、杉下希美・成瀬慎司・安藤望・西崎真人の4人がいました。西崎は犯人として逮捕され、犯行を自供し殺人罪で実刑を受けます。しかし、この事件には隠された真相があったのです。現場にいた4人と殺された夫妻の関係や、どのように知り合っていったのか真相が徐々に明らかになっていきます。

賀来賢人が演じたのは、希美・西崎と同じ野バラ荘に住む青年・安藤望。本作で榮倉奈々と共演し、のちに結婚するのですが、このテレビドラマでは希美に切ない片想いを寄せるという役柄でした。本作をあらためて鑑賞すると、「2人が結婚して本当に良かった」と感じるかもしれません。もちろん本筋のミステリー要素もお墨付きの作品です。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

小説『Nのために』5つの考察をネタバレ解説!切ない物語の結末、犯人とは?

著者
湊かなえ
出版日
2014-08-23

【テレビドラマ原作】『永遠の0』 (2015年)

第2次世界対戦をリアルに描いた、百田尚樹が最初に手がけた小説作品です。

司法試験に落ち続けたことで目標を見失い、ニートになった佐伯健太郎。彼はフリーライターの姉・佐伯慶子とともに、祖父から自分は実の祖父ではないと告げられます。実の祖父は、第2次世界大戦が終わる直前に特攻で戦士したゼロ戦のパイロットでした。姉と一緒に、実の祖父・宮部久蔵という人はどのような人物だったのか辿り始める健太郎。生きることにこだわり続けた宮部は、どのように生き、そして散っていったのか。真実を追い求めていく物語です。

重要拠点ラバウルで海軍整備兵曹長を務める永井清孝を、賀来賢人が演じました。永井は宮部を慕っており、交流を深めていくうちに今後の生き方に関わる影響を受けていく人物です。

戦争について学び、当時の人々へ思いを馳せながら感動できる作品です。

著者
百田尚樹
出版日

【テレビドラマ原作】『中年スーパーマン左江内氏』(2017年)

 

『ドラえもん』で知られる藤子・F・不二雄のSF漫画。『スーパーサラリーマン佐江内氏』というタイトルでテレビドラマ化されました。

出世の見込みがなく、さえない日々を過ごす中年のサラリーマン・佐江内。彼はある日、初老の男にスーパーマンにならないかと話しかけられます。その申し出をけんもほろろに断りますが、娘が危険な目にあっていると知りしぶしぶ引き受けます。初老の男からさまざまな能力が秘められたスーパー服を引継ぎ、日常に起こる揉め事を解決するため昼夜奔走していきます。

佐江内の部下・池杉照士を賀来賢人が演じています。池杉はテレビドラマオリジナルキャラクターで、突然キレッキレな動きをしたり、ねっとり絡んだり、とにかく個性的。その強烈さが思わず病みつきになってしまうかもしれません。「池杉」の言い方が毎回違うのも、注目ポイントです。

 

著者
藤子・F・ 不二雄
出版日

【テレビドラマ原作】『アキラとあきら』(2017年)

本作は『下町ロケット』などを手がけ、作品の数々がドラマ化している大ヒット作家・池井戸潤の小説。

壮絶な運命の波に飲み込まれてきた、零細工場の息子である山崎瑛(やまざきあきら)。東海郵船の息子で、次期社長を約束されている階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも異なる2人のアキラは、互いに宿命に翻弄されながらも必死にあらがってきました。やがて同じ銀行に入行し、出会うことになる2人。そんな2人に新たな試練が襲いかかってきます。銀行を舞台に2人のアキラが人生をかけて窮地に挑んでいく、ヒューマンストーリーです。

賀来賢人は階堂彬の弟・階堂龍馬を演じています。権力の波に呑まれていく、鬼気迫るシリアスな役柄です。彼のコメディのイメージが強い方には、新鮮に映るかもしれません。

こちらの作品が気になった方は、池井戸潤のヒット作をあわせて紹介したこちらの記事もご覧ください。

池井戸潤のドラマ化された作品おすすめランキングベスト6!

著者
池井戸潤
出版日
2017-05-17

【テレビドラマ原作】『わにとかげぎす』(2017年)

数々のヒット作を生み出してきた古谷実のブラックジョークを含んだ、ちょっと心あたたまる漫画作品。それが『わにとかげぎす』です。

深夜のスーパーで警備員として働く32歳、富岡ゆうじ。彼はこれまでの人生に彼女も友だちと呼べる人もいなかったことに気づき、流れ星に祈りはじめます。「友だちをください」と。しかしそんな彼に一通の脅迫状が届きます。その脅迫状に翻弄され、次々と事件に巻き込まれていく富岡。うすっぺらい人生を送ってきた32歳の男の人生はどうなっていくのでしょうか?予想を覆す展開から目が離せません。

富岡の後輩警備員の1人・花林雄大を賀来賢人が演じています。花林は出世欲の強いうぬぼれ屋で、異常にテンションが高い男。富岡が花林を含む後輩2人をアホと表現するシーンがありますが、真のアホっぷりを見事に表現しています。

タイトルの『わにとかげぎす』は深海魚の名称。光の当たらない人生を歩んでいる主人公になぞらえてつけていると解釈できます。多くの人が共感しながら読める作品です。

著者
古谷 実
出版日

【テレビドラマ原作】『海月姫』(2018年)

倉下月海は、クラゲが異常に好きなクラゲオタク。イラストレーターになるため鹿児島から上京し、ネットで知り合った友人の誘いで天水館に住むことになります。天水館は昭和感漂う、男子禁制を掲げるアパート。ここに住む住人はそれぞれ何らかのオタクで、自分たちを「尼~ず」と呼んでいます。コンプレックスを抱え、偏った生き方をする尼~ずのメンバー。彼女たちは女装が趣味の鯉淵蔵之介と出会い、思ってもいなかった方向に借り出されていきます。

賀来賢人は第7話から最終話に出演。アパレル業界の異端児カイ・フィッシュを演じています。アジアで活躍する実業家で、月海の人生を大きく動かそうとします。非情な一面を持ちつつ、不思議な魅力を放つ人柄を表現しています。

『東京タラレバ娘』、『美食探偵 明智五郎』など手がけた作品が続々テレビドラマ化されている、大ヒット漫画家・東村アキコの作品です。ギャグセンスにも定評のある彼女の原作が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

漫画『海月姫』の登場人物の魅力を最終回までネタバレ紹介!【ドラマ化】

著者
東村 アキコ
出版日
2009-03-13

【テレビドラマ原作】『今日から俺は‼』(2018年)

西森博之の大ヒット漫画作品で80年代のツッパリ=不良たちを描いた、笑いあり時折シリアスありのギャグ漫画です。

ごく普通の平凡な高校生・三橋貴志は転校をきっかけにツッパリになることを決意。金髪&パーマをかけに行った床屋で冴えない男・伊藤真司と居合わせます。伊藤は、ツンツン頭に変身。2人は同じ高校の同じクラスに転校するのでした。根はマジメで曲がったことが嫌いな伊藤と、勝つためなら卑怯な手をつかうこともいとわない三橋。2人はその目立つ見た目が故に、数々のケンカに巻き込まれその名を馳せていきます。

賀来賢人が演じたのは、主人公の1人・三橋貴志。三橋は頭の回転が速く悪知恵に長けた、ヒキョーもの。普段は冗談ばかりでフザけていますが、ここぞと言う時には魅せる男。原作のイメージを生かしたキャラを作り上げています。

原作の詳細が気になった方は、見どころがよくわかるこちらの記事もご覧ください。

原作『今日から俺は』が最高に面白い!登場人物の名言、名シーン徹底紹介

著者
西森 博之
出版日

【テレビドラマ原作】『犬神家の一族』(2018年)

『犬神家の一族』は、ベストセラー作家・横溝正史による推理小説・金田一耕助シリーズの中の1冊です。

信州財界一の有力者・犬神佐兵衛が、巨額の財産を残し死去。財産分与について記された遺言状は、一族がそろってから公開されることになっていました。相続争いが起こることを予測した犬神家の顧問弁護士事務所の若林は、金田一耕助に調査を依頼します。依頼を受け犬神家に向かった金田一は、凄惨な殺人事件に次々と遭遇。事件の裏に隠された真実、悲しき思いを金田一が解き明かしていきます。

本作は何度も映像化されていますが、賀来賢人が出演したのは2018年版。犬神家の長女・松子の息子・犬神佐清(いぬがみすけきよ)を演じています。佐清は強烈なビジュアルの持ち主で、白いゴムマスクをかぶっています。そのため最初は賀来賢人だと気づかない方もいるかもしれません。

著者
横溝 正史
出版日

【テレビドラマ原作】『死命』(2019年)

薬丸岳のヒューマンミステリー小説『死命』は、『ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜』というタイトルでテレビドラマ化されました。

胃癌を患い、余命を宣告された2人の男。余命わずかでも、最後まで命を賭して事件を追い続けていこうと奔走する刑事・蒼井凌。余命わずかと知り、抑えていた欲望を解き放って快楽殺人犯へと変貌していく榊信一。蒼井は残りの生涯をかけて信一を追い続けます。殺人事件を次々と起こしていく一方で、恋人・山口澄乃と幸せな生活を送る彼。そして目を覆いたくなるような過去が明らかになっていきます。

欲望のままに殺人を重ねていく榊信一を、賀来賢人が演じています。殺人という快楽に身をゆだねながら常に焦燥感がつきまとう、この難しい役をひたむきに役作りして挑みました。

著者
薬丸 岳
出版日

【テレビドラマ原作】『アフロ田中』(2019年)

のりつけ雅春の漫画『アフロ田中』は、『高校アフロ田中』、『上京アフロ田中』、『結婚アフロ田中』など、主人公の人生ステージに合わせてシリーズ化された漫画です。 

天然アフロヘアの持ち主・田中広。この物語は高校生の田中がチャリンコ泥棒をしようとするシーンからはじまります。チャリンコの入手に失敗し、転校先の学校に登校した田中。転校先のクラスには、盗もうとしたチャリンコの持ち主・岡本一がいました。一方的に岡本と友だちになり、その流れでボクシング部に入部します。田中とボクシング部の仲間たちを中心にくり広げられていく、ちょっと力の抜けた青春コメディです。

テレビドラマで賀来賢人は、個性的なアフロヘアの主人公・田中広を演じています。彼自身天然パーマだそうで、共感できるという主人公を熱量高く演じ切りました。

原作は高校からはじまりますが、テレビドラマは上京のお話からはじまります。原作の詳細が気になった方は、「アフロ田中」シリーズについて触れたこちらの記事もご覧ください。

「アフロ田中」シリーズを全編ネタバレ!最高としか言えない青春漫画ドラマ化

著者
のりつけ 雅春
出版日
2007-12-01

【テレビドラマ原作】『死にたい夜にかぎって』(2020年)

「日刊SPA!」で連載されていた実体験の人気エピソードを再構成して作られた、爪切男のエッセイ小説です。

マドンナ的クラスメイトに自分の笑顔は虫の裏側みたいだと言われて以来、うまく笑うことができない小野浩史。浩史は6年間同棲していた橋本アスカから別れを切り出されたことをきっかけに、過去を振り返りはじめます。これまでの人生で、一風変わった人たちと関わってきた浩史。出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教にのめりこむ女、新宿で唾を売って生計を立てる女。そんな女性たちと触れ合っていくことで、少しずつ笑顔を取り戻していきます。

自分に自身を持つことができない、冴えない主人公・小野浩史を賀来賢人が演じています。壮絶な人生を歩んでいくなかで、少しずつ前向きになっていく浩史を体現しています。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

5分でわかる『死にたい夜にかぎって』悲しく明るい、大人の青春物語【あらすじと解説】

著者
爪 切男
出版日
2018-01-26

【テレビドラマ原作】「半沢直樹」シリーズ(2020年)

コロナウイルスの影響で放送開始が延期となった本作は、「やられたらやり返す、倍返しだ!」というテレビドラマのセリフが一躍有名になった池井戸潤の小説です。2020年放送のテレビドラマは『ロスジェネの逆襲』、『銀翼のイカロス』を元に作られています。

子会社の東京セントラル証券へと出向になった半沢直樹。東京セントラル証券には、出向してきた者と社員との間に軋轢があり働きづらい雰囲気がありました。ある日IT企業の社長から大型案件の話を持ちかけられ、この案件に挑んでいく東京セントラル証券のメンバーたち。しかし親会社である東京中央銀行に、担当を奪われてしまいます。新たな銀行との戦いがはじまり、半沢は理不尽な要求に立ち向かっていきます。

東京セントラル証券営業企画部のロスジェネ世代社員である森山雅弘を、賀来賢人が演じています。バブル世代に不満を持ち、企業の本質を見抜く力に長けた社員という役どころです。

原作の詳細が気になった方は、他の半沢直樹シリーズについても触れたこちらの記事もご覧ください。

「半沢直樹」の原作小説ならではの面白さ!「倍返し」とは言ってない!

著者
潤, 池井戸
出版日

いかがでしたでしょうか。数多くの作品に出演する上で、シリアスな役・ぶっとんだ役・コミカルな役など様々な登場人物を演じてきた賀来賢人。その声で、表情で、パフォーマンスで、彼ならではのキャラクターを作り上げてきました。原作を読み映像を視聴することで、キャラクターたちの心情や個性がより深く染み渡っていくのではないでしょうか。

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