岡田将生が出演したおすすめ映画20選、テレビドラマ10選の魅力を紹介

更新:2021.2.8

10代でのデビューから第一線で活躍し続け、数々のテレビドラマ、映画でメインキャストを務める岡田将生。NHKドラマ『昭和元禄落語心中』の熱演で、その高い演技力に改めて関心が高まっています。 舞台にも精力的に挑戦し、進化し続ける彼。この記事では、そんな岡田将生が演じた役柄と作品について紹介します。

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目次

岡田将生のプロフィール!『重力ピエロ』や『ゆとりですがなにか』など記憶に残る主演多数

身長181㎝という長身にハーフのような印象的な顔立ちの岡田将生。17歳でデビュー後、様々な作品で主役やメインキャラを務める人気実力派俳優です。そんな彼のプロフィールから紹介いたします。

岡田将生は東京都出身の31歳(2020年11月現在)。誕生日は1989年8月15日です。幼い頃からスポーツが好きだった彼は少年野球や水泳、中学校ではバスケットボール部に入り熱中していたそう。

中学2年生の時に原宿でスカウトされますが一旦保留に。しかし高校進学後に事務所(スターダストプロモーション)に連絡を取り、芸能界入りします。

2006年にCMデビューすると、同じ年にテレビドラマ『東京少女』で俳優デビュー。翌年には映画『天然コケッコー』で主演の夏帆の相手役を務めます。

高校卒業後、亜細亜大学経営学部に進んだ岡田将生。しかし退学して俳優活動に専念することに。それからはまさに順風満帆。2008年から2009年にかけて出演した映画『重力ピエロ』『ホノカアボーイ』などで主役やメインキャストを演じ、その年の新人賞を総なめしました。

2010年の映画『悪人』、2016年テレビドラマ『ゆとりですがなにか』などその後もメインキャストを務めた様々な作品で賞を獲っています。

岡田将生といえば自動車保険のアクサジャパンのCMでもおなじみ。その爽やかなルックスと温かみのある表情で3年に渡って出演しています。

愛されキャラと大人の顔のギャップ。岡田将生の魅力

31歳を迎えた彼ですが、文句なしの愛されキャラで幅広い年代層に支持されています。彼が愛される魅力とは一体どこにあるのでしょうか。

まずは、天然と称される愛らしさ。共演者からも「小学生と話しているみたい」と言われてしまうそう。大人の男性に成長してもなお純粋さを感じる彼の言動が、そう思わせるのでしょう。

映画『銀魂』の舞台挨拶でも小栗旬はじめ共演者からいじられ、ジョジョ立ちを披露してしまったり、「うるせえんだよ!」と絶叫したり。ついちょっかいをかけたくなるほどの可愛らしさとリアクションの面白さがあります。

そんな彼ですが、ひとたび役を纏うと豹変。普段の彼から一変、空気を読まない意識高い系、クールでスマートな会社員、快活なリーダーなど幅広い役柄を演じてきました。

テレビドラマ『ST〜警視庁科学特捜班〜』のようなまっすぐな役柄も魅力的ですが、彼とは真反対のような映画『悪人』での悪役も不思議な説得力を感じさせます。子供のような顔も大人の表情も合わせ持つ岡田将生。そのギャップも彼の魅力なのでは。

抜群のルックスに恵まれながら、いつまでもピュアな彼の内面の輝き。そして、きっと大きな覚悟を持って俳優業を続ける彼の真の男らしさに、注目せずにはいられません。

そんな彼は俳優デビュー10周年を記念し、初の単行本『未来の破片』を発売しています。「ここでしか見ることのできない岡田将生の素顔」が詰め込まれ、見ごたえたっぷりです。

著者
["岡田将生", "上田智子", "SUGI"]
出版日

それではここから、岡田将生が出演した実写化映画作品の中から20作品の紹介をしていきます。

【おすすめ映画原作】岡田将生はクールなイケメン転校生『天然コケッコー』(2007年)

1970年代から活躍し、絶大な支持を得る少女漫画家くらもちふさこの初の映画化となる作品。ノスタルジックな世界観と、初恋のときめきが蘇ってくるようなエピソードに胸がきゅんとしてしまいます。

小中学校合わせて生徒が6人しかいない田舎の分校。そこに通う純朴な中学生右田そよは、東京からやってきた転校生大沢広海の歯に衣着せぬ物言いに戸惑います。しかし海水浴での出来事をきっかけに徐々に彼のことが気になるように。

美しい田舎の風景と友人や家族との日常、その中でくり広げられる2人の甘酸っぱい初恋模様が瑞々しく描き出されています。

都会的でクールな大沢広海を演じたのが岡田将生。東京からやってきた転校生の持つ独特な違和感が、彼の整った顔立ちと佇まいで絶妙に醸し出されています。

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著者
くらもち ふさこ
出版日
2012-02-01

【おすすめ映画原作】アドリブの2人のやり取りに注目『ハルフウェイ』(2009年)

北海道の高校に通う女子高生のヒロ。ずっと好きだったシュウに告白されて付き合うことに。しかし、シュウは東京の大学を受験するつもりなのを言い出せずにいました。やがてそれを知った彼女は彼を責め、2人はすれ違い始めます。ハルのために東京受験を諦める決意をするシュウでしたが……。

北乃きい、岡田将生のダブル主演で制作されたこの作品。10代の恋愛のリアルさを追及するため、ほとんどのシーンが2人のアドリブで撮影されたそう。等身大の2人のやり取りが貴重な作品です。

脚本家の北川悦吏子が初監督を務め、岩井俊二と小林武史がプロデュースをするこの作品。青春時代の恋愛の些細なやり取りや風景描写が、キラキラと心に響くでしょう。

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著者
北川 悦吏子
出版日

【おすすめ映画原作】岡田将生の映画初主演作『ホノカアボーイ』(2009年)

ハワイ島の北にある町、ホノカア。失恋し大学を休学してしまったレオは、彼女と訪れたことのあるこの町で映画技師として働くことに。個性的で温かいホノカアの住人たちと触れ合いによって、レオは少しずつ成長していきます。

レオを演じた岡田将生の映画初主演作品。ゆっくり進んでゆく物語と、素で演じているかのような自然な彼の表情に癒されます。現地に住む、倍賞千恵子演ずる「ビーさん」との会話の間合いも味わい深い作品です。

原作はポータークラシックのチーフディレクターで写真家、ライターでもある吉田玲雄が、自身のハワイ滞在時の体験を綴った紀行エッセイ。ゆったりと流れるホノカアの時間。実際にこの町で穏やかな日々を過ごしているような感覚になれる、どこか懐かしい物語です。まったりと疲れを癒したい方におすすめ。

著者
吉田 玲雄
出版日

【おすすめ映画原作】岡田将生が秘密を抱える兄弟の弟に『重力ピエロ』(2009年)

仙台の街で次々と起こる放火事件。そしてそれを予言するようなグラフィティアートが現場の近くに必ず残されます。大学で遺伝子の研究をしている奥野泉水はグラフィティアートと遺伝子の奇妙なルールに気付きます。そして自分自身をピカソの生まれ変わりと信じる弟の春とともに、事件の解明に乗り出すのですが……。

春を演じたのが岡田将生。聡明で容姿端麗の春ですが実は暗い過去を抱えています。

演じるにあたって春という人間が分からず、日々葛藤していたそう。しかしこの複雑な役を実に魅力的に演じています。

原作は伊坂幸太郎によるベストセラー小説。一見すると普通の家庭……ですがその奥に抱える秘密が徐々に解き明かされていき、最後に全てが繋がるのは見事です。

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著者
伊坂 幸太郎
出版日
2006-06-28

【おすすめ映画原作】最期まで恋人を愛し続ける『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2009年)

逞と繭は恋人同士。ですが逞は20歳まで生きられないという心臓病を患っていました。繭を傷つけたくない一心で全寮制の高校に入学する逞。繭は、そんな彼を追って同じ高校に入学します。

遠ざけようとするも必死に強い想いをぶつけてくる繭にしだいにほだされていく逞。しかし、2人に残された時間はあとわずかでした。

井上真央とW主演で垣野内逞を演じた岡田将生。離れようとするも強く求めてしまう矛盾した心の動きを繊細に演じました。儚さと強さとが同居する瞳の演技に注目です。

『僕は妹に恋をする』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などが実写映画化されている青木琴美の同名コミックが原作。2019年にテレビドラマ化も。結末がそれぞれ異なるので、見比べてみるのもよいのでは?

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著者
青木 琴美
出版日
2005-12-20

【おすすめ映画原作】岡田将生が薄っぺらい熱血教師に『告白』(2010年)

とある中学校のホームルーム。担任の森口悠子が静かに語りだすところから物語は始まります。「私の娘はこのクラスの生徒に殺されました」

この衝撃的な告白。しかし彼女は淡々と話を続けます。果たして彼女の目的とは?いったい誰が犯人なのか?騒然とする教室とあくまで冷静な森口との対比が見事なミステリー。第34回日本アカデミー賞では4冠を達成しました。

岡田将生が演じたのは、森口の代わりに担任となった寺田良輝、通称ウェルテル。熱い信念のもと行動するも、次々と空回りしていく様子は見ていて気持ちがいいほど。見事なKYっぷりを発揮しています。

この作品をきっかけに「イヤミスの女王」と称された湊かなえ。登場人物のキャラクター設定も緻密で、読後に様々な考察もされた作品です。

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著者
湊 かなえ
出版日
2008-08-05

【おすすめ映画原作】とことんクズな岡田将生『悪人』(2010年)

ある日発見された保険外交員の女性の死体。殺人の疑いをかけられたのは土木作業員の清水祐一という男でした。出会い系サイトで祐一と知り会った馬込光代は、ともに逃げる決意をします。逃避行を続ける中、2人は強く惹かれ合うようになり……。

最初に警察から疑いの目を向けられた大学生・増尾圭吾を演じたのが岡田将生です。救いようのない悪人ぶりを披露した彼。この映画で演技の幅がグンと広がったのは間違いないでしょう。

本当の悪人とは?常に読む者に深い疑問を投げかけてくるような吉田修一作品。無意識の行動の中にもしかしたら答えがあるのかもしれません。

『怒り』『パレード』など他にも多数実写映画化されています。ぜひこちらの記事もお読みください。

吉田修一初心者向けおすすめランキングトップ7!『怒り』だけじゃない!

著者
吉田 修一
出版日
2009-11-06

【おすすめ映画原作】身分・家柄の釣り合わない娘を愛してしまう『雷桜』(2010年)

日本版『ロミオとジュリエット』とも題された、身分違いの男女の悲恋を描いた物語。徳川秀斉の十七男・清水斉道と庄屋の一人娘・雷の運命的な出会いと純愛が美しい映像とともに描かれています。

岡田将生は幼少期のトラウマを抱える斉道役を好演。自由奔放な雷に心惹かれ、恋に落ちていく様子をとても丁寧に演じています。

原作は宇江佐真理による同名時代小説。登場人物の心理描写に長けている作者の描き出す切ないラブストーリーに、心を揺さぶられるでしょう。雷の過去の象徴でもある桜の木の情景もロマンティックに美しく描かれています。

宇江佐真理のその他の作品とともにこちらの記事でも紹介しています。

宇江佐真理おすすめ作品6選!平凡な日常を穏やかな筆致で描く時代小説!

著者
宇江佐 真理
出版日
2004-02-25

【おすすめ映画原作】振り回される岡田将生が面白い『偉大なる、しゅららぼん』(2014年)

『鹿男あをによし』などでも知られる人気作家・万城目学の同名小説が原作。滋賀県の琵琶湖を舞台にくり広げられる、特殊な力を持つ日出一族と棗一族の争いを描いた物語。

日出家の跡取り・淡十郎を演じた濱田岳とW主演の岡田将生。修行をするため淡十郎のもとを訪れる分家の涼介という役どころを演じました

まるで殿さまのような振る舞いの彼に振り回される涼介。岡田将生の持つ人の良さや愛嬌がうまく役に反映され、思わず笑ってしまうかも。同じく万城目学原作の映画『プリンセス・トヨトミ』にも出演しています。

ファンタジーでどこかユニークな世界観が妙にクセになるこの作品。彼のその他の作品が気になったあなたは、こちらの記事もご覧ください。

万城目学の文庫化された作品おすすめランキングベスト6!

著者
万城目 学
出版日
2013-12-13

【おすすめ映画原作】過去に傷を持つ男女の再生物語『アントキノイノチ』(2011年)

遺品整理の仕事を通じて、壊れてしまった心を再生していく男女の物語。歌手のさだまさしが手掛けた同名小説が原作です。

岡田将生が演じたのは、主人公・永島杏平。高校生の頃に自殺した親友への罪悪感から、長年心を病んでいました。同じく心に傷を持つ久保田ゆきと、しだいに心を通わせていきます。

この作品の2年前の物語という設定で、テレビドラマスペシャル『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』として、映画に先駆け放送されています。

「命」というものにとことん向き合ったこの作品。過去の出来事と現在が交互に描かれることで、登場人物たちの心の傷をリアルに感じ取ることが出来ます。そしてそこにこそ主人公と同じように生きる喜びを感じることができるのではないでしょうか。

著者
さだ まさし
出版日

【おすすめ映画原作】夢を叶えた岡田将生がカッコいい!『宇宙兄弟』(2012年)

累計発行部数2400万部突破の(2020年3月時点)小山宙哉の大人気コミックを、小栗旬主演で実写映画化した作品。

「宇宙飛行士になろう」と幼い頃に約束した兄弟・ムッタとヒビト。弟のヒビトは夢を叶え、宇宙飛行士になりましたが、兄のムッタは勤めていた会社をクビになり無職に。

落ち込み、鬱々と暮らすムッタ。しかしともに宇宙飛行士になるという夢を諦めていない弟の影響もあり、もう一度夢に挑戦する決意をします。

弟のヒビトを演じたのが岡田将生。明るくて太陽みたいに周りの人々を照らすヒビトを魅力たっぷりに演じています。

名言も多く、それにまつわる書籍も多く出版されているこの作品。名言をまとめたこちらの記事もおすすめです。

漫画『宇宙兄弟』最新34巻までの見所を名言でネタバレ紹介!

著者
小山 宙哉
出版日
2008-03-21

【おすすめ映画原作】綾瀬はるかに一目惚れされる岡田将生『ひみつのアッコちゃん』(2012年)

赤塚不二夫による国民的少女漫画『ひみつのアッコちゃん』を実写映画化。魔法の力で大人に変身するという、まさに少女の変身願望を満たしてくれるストーリー。アッコちゃん誕生50周年を記念し、綾瀬はるか主演で制作されました。

大学生に変身したアッコちゃんに一目惚れされる早瀬尚人役で、岡田将生が出演。無邪気でナチュラルなアッコちゃんと、彼女のアイデアに魅了される直人の掛け合いが微笑ましく映ります。天然と噂される2人。温かい雰囲気から相性の良さが伝わりますね。

その後の魔法少女系の漫画に多大なる影響を及ぼしたこの作品。少女時代の気持ちに戻ってもう一度読んでみては。

赤塚不二夫のおすすめ名作漫画5選!『天才バカボン』以外の作品、知ってる?

著者
赤塚 不二夫
出版日

【おすすめ映画原作】死と向き合い、成長していく2人『潔く柔く』(2013年)

幼なじみだけれどそれだけでもない、微妙な関係のカンナとハルタ。ある日、カンナが別の男の子とデート中、ハルタが交通事故にあって亡くなってしまいます。自分のせいだと思い込んだ彼女は、それ以来恋をすることに臆病に。

そして23歳になったカンナの前に現れたのは、ズケズケとものを言う、感じの悪い赤沢禄。しかし徐々に彼のことが気になりだし……。

禄を演じたのが岡田将生。禄もまた近しい人を亡くした過去がありますが、普段はそれを感じさせないほど陽気で男臭いタイプ。カンナの心の傷に寄り添ったかと思えばグイっと引っ張ってくれる強さを、彼は忠実に演じていました。

原作は女性に絶大な人気を誇るいくえみ綾の同名コミック。映画では描かれなかった登場人物たちのストーリーが、徐々にからみ合い、繋がっていくのは見事です。

『潔く柔く』が面白い!原作漫画を名言や結末などからネタバレ考察!【無料】

著者
いくえみ 綾
出版日
2004-11-25

【おすすめ映画原作】スリリングな展開に引き込まれる『秘密 -トップ・シークレット-』(2016年)

清水玲子のミステリーコミックを、生田斗真主演で実写映画化した『秘密 THE TOP SECRET』。

死者の記憶を映像化することによって、捜査をおこなう科学警察研究所法医第九研究室。通称「第九」のメンバーたちは、室長の薪剛の元、あらゆる難事件に挑みます。

岡田将生が演じたのは、第九に配属されて間もない新人捜査官・青木。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督のもと、実に緊張感あふれる現場だったそう。年齢を重ね精悍さを増した彼の演技に注目です。

カルト的人気を誇る原作。現代の闇を感じさせるリアルなストーリーも、美しい作画によって非常にアーティスティックに映ります。至る所に散りばめられた細かい心理描写にも注目してお読みください。

漫画『秘密-トップ・シークレット-』が無料!最終回まで見所をネタバレ紹介

著者
清水玲子
出版日
2015-12-18

【おすすめ映画原作】岡田将生は意識高い系の大学生『何者』(2016年)

就職活動中の大学生拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良の5人。就職活動を通して、表向きの言葉と裏腹な彼らの本音や、隠された自意識がしだいに浮き彫りになり、関係性が微妙に変化していく様が描かれています。

原作は『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウです。人間の思慮の浅さを見せつけられてしまう彼の小説。上辺だけを取り繕っていると必ず誰かに見透かされると戒められているようです。

意識高い系の言動で主人公の拓人から毛嫌いされる隆良を、岡田将生が演じています。一見爽やかで、実は一癖も二癖もある人物役を演じるのが非常にうまいですね。はっきりとどこがとは言えないけれどなぜか鼻につく、岡田将生の演技を堪能ください。

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『何者』の次に読むべき朝井リョウ小説おすすめ6選!

著者
リョウ, 朝井
出版日

【おすすめ映画原作】冷酷無比なスタンド使い『ジョジョの奇妙な冒険』(2017年)

荒木飛呂彦による世界的人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』。その第4部を実写化した映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は、三池崇史監督、主演の山崎賢人他豪華俳優陣の出演で制作されました。

平和な町、杜王町に暮らす東方仗助は「スタンド」という特殊能力を持つ高校生。しかしこの町で、奇妙な事件が次々と起こり始めます。そしてそれらが他の危険なスタンド保持者たちの仕業だと気付いた彼は戦いを挑むことに。果たして町の平和は守れるのでしょうか。

岡田将生は、スタンド使いを生み出す虹村兄弟の兄・虹村形兆を演じました。冷静沈着で冷酷なスタンド使いの彼ですが、実は家族思いの一面も。存在感のある演技を魅せています。

原作が気になったあなたは、第4部について詳しく解説したこちらの記事をお読みください。

『ジョジョの奇妙な冒険』4部ダイヤモンドは砕けないの魅力をネタバレ紹介

著者
荒木 飛呂彦
出版日
2006-05-22

【おすすめ映画原作】「ヅラじゃない、桂だ」が定番のやり取り『銀魂』(2017.2018年)

かつて白夜叉と呼ばれ恐れられていた男・坂田銀時。宇宙人に支配された江戸時代末期では、かぶき町で「万事屋銀ちゃん」を営む日々です。そんな銀時が仲間の志村新八、夜兎族の神楽とともに江戸の町に起こる様々な事件を時にコミカルに、時に熱く解決していくストーリー。

シュールなボケキャラとして存在感を放つ桂小太郎を演じたのが岡田将生。映画『銀魂』『銀魂2 掟は破るためにこそある』と連続して出演しています。

作者の空知英秋いわく「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現。様々なコメディ要素の中、グッと引き締まるシリアスなシーンとのギャップについ引き込まれてしまうこの作品。何といってもそれぞれのキャラクターが個性的で魅力たっぷりです。

岡田将生演じた桂小太郎に関して詳しく解説されているこちらの記事もぜひお読みください。

『銀魂』桂小太郎の15の魅力!天然なようで、実はめっちゃかっこいいヅラ!

著者
空知 英秋
出版日
2004-04-02

【おすすめ映画原作】女性たちを振り回す岡田将生『伊藤くん A to E』(2018年)

アラサーの元売れっ子脚本家で今は崖っぷち・矢崎莉桜。自分の講演会に参加した女性たちの恋愛体験談をドラマの脚本にしようと思い立ちます。早速彼女たちへの取材を開始する莉桜でしたが、徐々にある共通点に気付き始め……。

2017年に連続ドラマとして放送され、2018年に木村文乃と岡田将生のW主演で映画化されました。見た目はよいが、自意識過剰で無神経。平気で人を傷つける伊藤誠二郎を岡田将生が演じています。ラストの長セリフは必見です。

原作は『ランチのアッコちゃん』などで知られる柚木麻子。俯瞰で見ていたはずの莉桜自身がしだいに伊藤に振り回されていく展開が興味を惹かれるこの作品。登場する女性たちに自分を投影しながら読むと、いっそう楽しめるのでは。

柚木麻子のその他の作品もこちらで紹介しています。

柚木麻子のおすすめ作品9選!黒くても白くても、女は怖くて面白い!

著者
柚木 麻子
出版日

【おすすめ映画原作】芦田愛菜を泣かせた岡田将生『星の子』(2020年)

大好きな両親から愛情たっぷりに育てられた中学3年生のちひろ。しかしその両親は、あやしい宗教に深い信仰を捧げていました。ある日やって来た新任教師・南に一目惚れするちひろ。しかし、夜の公園で両親が奇妙な儀式をする姿を見られてしまい……。

岡田将生が演じたのはイケメン教師・南。ちひろに想いを寄せられながらも、きつい言葉をかけるシーンが何度も。「心が痛くなりましたが、泣かせるつもりで演じさせてもらいました」とコメントしています。

愛している家族が奇異の目に晒される事で、少女の中に芽生える疑問。信じるとは何か、そして家族の在り方を深く考えさせられる作品です。

芥川賞候補作『星の子』の不思議な世界観に引き込まれる。芦田愛菜で映画化

著者
今村夏子
出版日
2019-12-06

【おすすめ映画原作】ミステリアスな除霊師『さんかく窓の外側は夜』(2021年1月公開)

ヤマシタトモコの大ヒット同名コミックが、岡田将生と志尊淳のW主演で実写映画化されます。

霊を祓える男・冷川と、霊が視える男・三角。2人がバディを組み、怪奇事件に挑む新感覚除霊ミステリー。そこに、呪いを操る女子高生・ヒウラエリカの出現によって、事件は驚愕のラストへ向かいます。

除霊師の冷川理人を演じた岡田将生。霊を怖れる三角を時になだめながら除霊の仕事へ導く冷川。人として感情が欠落しているかのようなミステリアスな彼を岡田将生がどう演じるか、今から楽しみです。

原作は作者がハッキリ「これはBL作品です」と言い切っていますが、はっきりそれと分かるシーンは出てきません。しかし、非凡な体験を繰り返す中で、2人にしか分からない特別な感情が芽生えていきます。

原作が気になったあなたはこちらの記事をご覧ください。

『さんかく窓の外側は夜』がまさかの実写映画化!怖くてエロい魅力をネタバレ!

著者
ヤマシタ トモコ
出版日
2014-02-10

ここからは実写化されたテレビドラマを10作品紹介いたします。

【おすすめテレビドラマ原作】まだ初々しい10代の岡田将生『生徒諸君!教師編』(2007年)

北城尚子、通称ナッキー。彼女はその明るさとパワフルさで、転校早々クラスメイトの岩崎らと「悪たれ団」を結成し青春を謳歌します。

そして時は流れ、母校で中学校教師となったナッキー。しかし彼女を迎えたのは、謎の集団「3TD」に率いられ、大人を信じなくなっていた生徒たちでした。

岡田将生が演じたのは、3TDの実行役・木下薫。攻撃的な性格が、ナッキーによって徐々にほだされていく過程を丁寧に演じています。

庄司陽子による原作は、1977年から連載が開始され、この『生徒諸君!教師編』を経て『生徒諸君!最終章・旅立ち』で2019年に完結しています。しかしその後、ナッキーの子供たちの物語『生徒諸君!キッズ』も連載開始されています。

悲しく理不尽な出来事が起きても、決して諦めることなく前を向き続けるナッキー。そんな彼女の姿に、大きな勇気をもらえるはずです。

昭和の名作少女漫画おすすめ10選(60~70年代)

著者
庄司 陽子
出版日

【おすすめテレビドラマ原作】主役級俳優が勢ぞろい!『花ざかりの君たちへ』(2007年)

中条比紗也の人気コミックを堀北真希主演で『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』として実写ドラマ化。4年後にリメイクされたり、台湾や韓国でもドラマ化されるなど大きな反響を呼んだ作品です。

憧れの走り高跳び選手・佐野泉に会いたいという一心で、泉の通う男子校に男装して入学した芦屋瑞稀。学生寮で泉と同室になった瑞稀ですが、彼は走高跳をやめていて……。

岡田将生は、彼らのクラスメイトで陸上部員の関目京悟役で出演しています。タイトル通り、その時代を代表する様々なイケメンたちが登場するこの作品。あらためて観てみると、驚くような主役級の俳優たちが脇役で出演しています。

他にない設定とハラハラするストーリー展開で絶大な支持を集めるこの作品。こちらの記事でも詳しく解説しています。

『花ざかりの君たちへ』登場人物の魅力をその後までネタバレ紹介!

著者
中条 比紗也
出版日
2007-06-19

【おすすめテレビドラマ原作】岡田将生のハマり役!『オトメン(乙男)』(2009年)

乙女のような趣味・思考・特技を持つ「オトメン(乙男)」正宗飛鳥。それは、剣道部の主将であり「男の中の男」という評判を持つ彼の秘密でもありました。そんなある日、飛鳥は転校してきた美少女の都塚りょうに一目惚れしてしまいます。

岡田将生は主人公の飛鳥を演じています。『オトメン(乙男〜夏〜)』『オトメン(乙男)〜秋〜』と2度に渡り放送されました。りょうの存在によって、乙女の自分を受け入れていく飛鳥。そんな2人の姿が微笑ましく癒されます。

真の男らしさ・女らしさとは。その在り方に少しの皮肉も交えている原作。バラエティ豊かなキャラクターの中にも様々な「オトメン」が登場します。こちらの記事もぜひお読みください。

漫画「オトメン」が無料!3人のイケメンの秘密を最終回までネタバレ紹介!

著者
菅野 文
出版日
2007-01-19

【おすすめテレビドラマ原作】殺人犯の兄を持つ弟役『アイシテル〜絆〜』(2011年)

7歳の清貴が下校時に行方不明に。それは母親・小沢聖子がほんの10分、家を留守にした間でした。必死の捜索の甲斐もなく翌朝死体となって発見されます。そして容疑者として逮捕されたのは、なんと11歳の少年でした。

2009年の連続ドラマ『アイシテル〜海容〜』終了後に連載が開始された続編『アイシテル〜絆〜』。その続編がスペシャルドラマとして放送されました。

岡田将生が演じたのは、加害者少年・森田智也の弟、直人。殺人犯の兄を持つという複雑な役どころ。徐々に再生していく家族のストーリーを繊細に魅せています。

被害者・加害者ともに小学生という衝撃的な設定が反響を巻き起こした作品。ドラマでは加害者家族視点でしたが、原作では被害者家族視点で描かれています。大変重いテーマですが、家族の絆を考えさせられる作品です。

著者
伊藤 実
出版日

【おすすめテレビドラマ原作】不思議なゲームに巻き込まれる岡田将生『未来日記』(2012年)

えすのサカエの同名コミックを岡田将生主演でテレビドラマ化した『未来日記-ANOTHER:WORLD-』。

友人に携帯電話を壊され、代わりにスマートフォンを借りた星野新太。その中の「未来日記」というアプリを使用したことで、「デウス」と名乗る人物の仕掛けたゲームに巻き込まれてしまいます。アイスピック通り魔犯人に襲われかけた彼は、古崎由乃という謎の少女に助けられます。

原作では、主人公は天野雪輝という中学2年生。ドラマはANOTHER WORLDということで、大幅な改変がされています。サスペンス色を前面に押し出したドラマとは違い、原作ではアクション要素がかなり強く描かれています。

原作を読んで比べてみるのもいいのでは。こちらの記事でも解説されています。

ヤンデレヒロインの愛が重すぎるおすすめ漫画ランキングベスト17!

著者
えすの サカエ
出版日
2006-07-21

【おすすめテレビドラマ原作】真面目でまっすぐなエリート警官『ST 警視庁科学特捜班』(2013年)

今野敏の警察小説シリーズを、2013年単発ドラマ化。その翌年連続ドラマ化されると、さらに2015年には劇場版『映画 ST赤と白の捜査ファイル』が制作された人気シリーズです。

現代の多様な犯罪に対応するべく新設されたST (警視庁科学特捜班)。警視庁キャリアの百合根友久は、その統括を任ぜられます。曲者だらけのメンバーに頭を抱える百合根。そんな中、無差別銃乱射事件が発生。STに初めての出勤命令が下ります。

藤原竜也とW主演で百合根を演じたのが岡田将生。藤原演じる赤城とのやり取りが笑いと感動を誘います。真面目でまっすぐですが空回りしてしまう役は、素でもいじられキャラの彼にぴったりです。

色シリーズ、伝説シリーズなど多数展開されている人気原作。こちらの記事では今野敏のその他の作品も紹介されています。

今野敏おすすめ文庫作品12選!「隠蔽捜査」「ST」シリーズだけじゃない!

著者
今野 敏
出版日
2014-05-15

【おすすめテレビドラマ原作】好きな人に忘れられてしまう「忘却探偵」シリーズ(2015年)

西尾維新による「忘却探偵」シリーズを原作に制作されたテレビドラマ『掟上今日子の備忘録』。主演の新垣結衣の白髪姿が話題を呼びました。

寝ると1日の記憶がリセットされてしまう探偵・掟上今日子。受けた依頼を1日で解決してしまう彼女。事件に巻き込まれる体質の隠館厄介(かくしだてやくすけ)とともに、難事件に挑みます。

今日子に恋心を抱く厄介を演じたのが岡田将生。2人の淡い恋愛もドラマの見どころの一つです。

原作は現在12巻まで発売されており(2020年3月)、ドラマでは1~4巻までのエピソードが使われています。原作では、今日子のパートナーも厄介だけではなく、刑事だったり女性だったり変わっていきます。

こちらの記事で詳しく解説されています。

『掟上今日子の備忘録』から始まる「忘却探偵」シリーズを全巻ネタバレ紹介!

著者
西尾 維新
出版日
2014-10-15

【おすすめテレビドラマ原作】父と同じ夢を追いかけた『絆〜走れ奇跡の子馬〜』(2017年)

福島県南相馬市。伝統ある馬の祭典「相馬野馬追」に背を向け、競走馬を作る夢を捨てきれない松下雅之。息子の拓馬は、父親と同じく競走馬を育てるという夢を抱いていました。そして2011年3月11日、東日本大震災が発生し……。

震災により命を奪われた長男・拓馬を岡田将生が演じました。彼が命がけで守った子馬「リアン」。拓馬の意志を継いでリアンを競走馬に育てようと決意する家族の姿が感動的に描かれています。

長年競馬関連の執筆をしてきた作者の島田明宏。震災後、「被災馬」という言葉を耳にした彼。福島県の相双地区で出会ったある男性の言葉から、この作品を書き始めたそう。

震災の日に生まれた子馬が、やがて家族の絆を紡ぎ、希望となる……。この物語に込められた作者の想いを感じ取ってください。

著者
島田 明宏
出版日

【おすすめテレビドラマ原作】落語家の半生を演じ切った岡田将生『昭和元禄落語心中』(2018年)

昭和最後の名人落語家・八代目有楽亭八雲。かつて八雲とともに落語界を牽引してきた二代目有楽亭助六は、若い頃に謎の死を遂げていました。助六の娘・小夏を引き取り育てていた八雲でしたが、彼女からは「親の仇」と憎まれていました。

八雲と助六、2人の過去にいったい何が?芸者のみよ吉とともに事故死した助六の死の真相とは?落語を巡る濃厚な愛憎劇でありヒューマンドラマです。

主演を務めた岡田将生は、この役を引き受けるのに相当の覚悟が必要だったそう。10代から70代までの半生を一人で演じ切り、賞賛の声が上がりました。凄みも感じられる鬼気迫る彼の落語シーン。じっくりと味わいたいですね。

人間の業、そして代を変わり引き継がれていくそれぞれの想い。ぜひ原作を読んでいただきたい作品です。

漫画『昭和元禄落語心中』の最終巻までの見所を本気でネタバレ考察!

著者
雲田 はるこ
出版日
2011-07-07

【おすすめテレビドラマ原案】理性的な弁護士役『ファミリーラブストーリー』(2019年)

売れっ子脚本家の野田隆介と今日子は23年連れ添った夫婦。しかし今日子から突然離婚を切り出されます。いつも傍にいることが当たり前で、空気のような存在だった妻の急な離婚話に混乱する隆介。

そんな2人に、新作ドラマのアピールとして「サンクス・ワイフ・ギビング」受賞の話が。夫婦そろっての登壇を懇願された隆介でしたが……。

リリーフランキー主演でドラマスペシャルとして放送された『離婚なふたり』。岡田将生は、今日子が離婚相談をする弁護士・堂島正義役。セリフの中に膨大な専門用語が出てきますが、落ち着いてそれをこなす彼に、共演者からも絶賛の声が上がりました。

原案はドラマの脚本を担当する樋口卓治。離婚という重いテーマがユーモラスに描かれています。随所に名言が盛り込まれているこの作品。前向きな離婚というものを考えさせられます。

著者
樋口 卓治
出版日

【出演作品一覧】岡田将生は映画やテレビドラマに引っ張りだこの人気俳優

こちらでは、岡田将生がこれまでに出演した全作品を紹介いたします。
 


まとめ

いかがでしたでしょうか。必ずと言っていいほど共演者に愛される岡田将生。彼の飾らない性格と大らかな雰囲気は、観ているこちらも温かい気持ちになってしまいます。 どのような役柄もフラットに受け入れる彼だからこそ、悪役さえも魅力的に見えるのでしょう。 

数多くの実写化作品。その原作を読んで、岡田将生の幅広さを感じてみてください。

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